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深沢小屋クラブ会報 2017年11・12月号
 9月、10月は連日キノコ採りに出掛け、ハナイグチ、マイタケ、マツタケ、ヌメリスギタケモドキ、ハタケシメジ等、多くの種類のキノコを採りました。しかし、梅雨の降雨量が少なかったり、8月の長雨と猛暑の影響もあり、キノコの発生が遅れた上に量が少なくて残念でした。
 9月には、ガイドの依頼で2回山に行きました。9日には谷川岳に登りました。天神平までロープウェイで登り、オキの耳、トマの耳の山頂を往復しました。25日には白駒の池に行きました。コメツガの苔むした原生林を歩き、高見石からの展望も楽しみました。どちらも晴天に恵まれて気持ちの良い山行となりました。ガイドの依頼がありましたらお知らせ下さい。現在、会員数は2名の新しい入会者を迎え164名です。 

9・10月の活動報告
百名山登山(鳳凰三山)
 8月の行事でしたが、前回の会報に間に合わなかったので、今回報告させて頂きます。8月30日から31日に掛けて、テント泊で鳳凰三山の縦走に出掛けました。30日の早朝に会員の方2名と小屋番2名の4名で出発して、青木鉱泉の近くの林道に車を停めて歩き始めました。急登で有名なドンドコ沢コースを登りましたが、大きな滝がいくつもあって、眺めを楽しみながら歩けました。地蔵岳の山頂近くの鳳凰小屋に到着して、テントを張ってから、お酒を飲んで夕食を食べ、9時に消灯しました。翌日早朝に出発し、地蔵岳、観音岳、薬師岳を縦走して林道に下りました。2日とも曇り空で、雨にこそ殆ど降られませんでしたが、甲斐駒や南アルプスの山々が見られず残念でした。

キノコ採り体験
 9月のキノコ採り体験は、キノコの発生が例年より遅く、収穫が望めない為に中止となりました。10月5日の体験には、会員の方が3名参加して、丹波山周辺と金峰山に出掛けました。ハナイグチやヌメリスギタケモドキ等、色々なキノコや胡桃、ヤマブドウ等を採ることが出来て、満足して頂けたのではないかと思います。

11・12月の活動予定
オータムハイキング(今熊山)
11月16日(木)13時武蔵五日市駅集合 16時解散予定 
8名まで 参加費500円
 ミツバツツジで有名な今熊山ですが、山頂からの眺めも良い山です。麓の小峰公園に車を停めて出発し、登頂後には金剛の滝も巡ろうと思います。山頂までは、ゆっくり歩いても1時間程ですので、どなたでも気軽にご参加下さい。秋の紅葉とハイキングを楽しみましょう。

年忘れ登山&忘年会(日の出山)
12月21日(木)13時武蔵五日市駅集合 18時解散予定
8名まで 参加費2000円 (夕食代含む、飲み物代別)
冬の日の出山は、空気も澄んでいて晴れていればスカイツリーも見ることができます。車で移動してから山頂を往復して小屋に戻り、今年1年を振り返って食べたり飲んだりしたいと思います。18時頃駅に送る予定です。参加費は2000円で夕食代を含みます。飲み物代は別途、実費でお願いします。



2017年の年間行事計画
 1月15日(日)新春登山(御岳山)・新年会(1名参加で実施)
 2月19日(日)燻製作り体験(11名参加で実施)
 3月 5日(日)渓流釣り体験(上級編)(中止)
 4月 9日(日)山菜採り体験&天ぷら作り(12名参加で実施)
 5月11日(木)テニス大会(5名参加で実施)
 6月 1日(木)渓流釣り体験(入門編)(3名参加で実施)
 7月13日(木)二百名山登山(乾徳山に変更して1名参加で実施)
8月30・31日(水・木)百名山登山(鳳凰三山)(4名参加で実施)
 9月14日(木)キノコ採り体験(中止)
10月 5日(木)キノコ採り体験(3名参加で実施)
11月16日(木)オータムハイキング(今熊山)
12月21日(木)年忘れ登山(日の出山)・忘年会
※野外で行う行事が殆どですが、保険等には加入していませんので、どの行事も自己責任でご参加下さい。来年も様々な行事を計画したいと思いますので、参加のご希望がありましたら長山までご連絡下さい。
090-5192-0779(長山携帯)又は
keiryuheiko@softbank.ne.jp(長山メール)まで

 
小屋の営業について
 
前回もお知らせした通り、小屋の利用につきましては、深沢小屋042-595-1806又は、佐藤携帯090-7413-5637までお願いします。
 
 ガイドのお知らせ
 積雪期を除き、年間を通しての登山、山菜採り(4月前半)、キノコ採り(9~10月)、渓流釣り(3~9月)等のガイドを受け付けています。ご希望がありましたらお知らせ下さい。
 費用は、ガソリン代、高速代、駐車場代等の実費の他に、平日5000円、土日祝日7000円を頂いています。8名までは1台で運べますので、大勢だと割安になるかと思います。
 登山については、登った事のある山なら直ぐにご案内できますが、登った事のない場合は下見に行きたいと思いますので早めにお知らせ下さい。
 山菜採りは、小屋の近くにもいくつかポイントがありますので、ガソリン代も殆ど掛からず、高速代も掛かりません。
 キノコ採りは、種類や時期に拠って場所が変わりますので、高速を使って遠出する場合もあります。マツタケ、マイタケ等に挑戦する事も可能ですが、かなりの体力と山歩きの経験を要します。今回の様に、時期によっては、胡桃拾い等も同時に楽しめます。
 渓流釣りは、基本的に同じ川を歩いて釣り登るため、2名までとさせて頂きます。道具が無くても参加出来ますのでご相談下さい。
クラブの行事同様、保険等には加入していませんので、参加については自己責任でお願いします。



恐怖心
 

これは、1人の男が己の恐怖心にいかにして打ち勝ち、克服したかの物語である。
 子供の頃から暗闇が怖かった。消灯時刻になると親が電灯を消しに来る。いつも、小さな電球を点けておいてくれと懇願していた。
 高校山岳部の時、個人山行で3人で南アルプスに行った。三伏峠までのきつい登りは雨の中だった。数日後、テントで夕食を摂っていると、小屋の人がテン場の管理費を徴収に来た。「あれ、そこにテントを張っちゃったんだ。」と言う。「ここに張っちゃいけなかったんですか?」と聞くと、「花束が置いてあったでしょう。3日前に沢登りの単独行の人が雨の中を登ってきて、ここに張ったテントの中で疲労凍死してたんだよ。大変だったんだ。」と言う。嘘だろ!花束なんかあったか?と3人で顔を見合わせた。しかし、外は既に暗くなり始めていたので、テントの移動は困難だった。仕方なくそこに泊まる事になった。
 その夜、少し離れたトイレに行くのはあまりにも怖かった。誰もテントから1人で出られない。3人で連れだってトイレに行った。トイレに1人で入った者は常に外にいる者に話し掛け、恐怖心をなだめていた。
 大学1年の時、OBとして高校の山岳部の新歓山行に差し入れを持って行くことになった。ところが雑用で出発が遅くなり、大学から駅までの道を急いで歩いていると、「誰か助けて。」と言いながらおろおろしている女性がいた。何かと思って近寄ると、どうも自宅が燃えてうろたえていた様だ。道を挟んだ向かいのアパートの2階の廊下に消火器が見えたので、走ってそれを取って戻り、他人の家に勝手に駆け込んだ。台所から出火して2階のベランダに燃え広がっていた。2階に駆け上がって和室に入ると、外に干してあった布団が燃えていた。消火器の安全栓を抜き、ホースを手に消火をしたが、火が全部消える前に消火液が尽きた。階段を駆け下ると、先ほどの女性が、家の外でホースを持って右往左往していた。それをひったくって2階に戻り、洋室のドアを開けると天井が燃えていた。2階のトイレの蛇口にホースを繋ぎ、煙にむせて涙と鼻水を垂らしながら水を掛け続けた。なかなか火の勢いは収まらなかったが、通報があったのか消防車が到着し、消防士に「危ないから降りなさい」と言われた。後は任そうと思って、外に出た。早く行かないと暗くなってしまうと駅に急ぎ、奥多摩の鳩ノ巣駅に向かった。
 前置きが長くなったが、恐怖の時間はその後直ぐに来た。火事騒ぎで更に出発が遅れた為、1人で川苔山への登山道に入ると直ぐに日が暮れた。新歓の行われるテン場までは1時間以上掛かる。ヘッドライトを点けたが、真っ暗な山の中では心許ない。試しに消してみると、漆黒の闇だった。これは怖い。差し入れのウイスキーボトルを出して、ラッパ飲みした。これが飲まずにいられようか。ようやく先発隊と合流した頃にはボトルの3分の1程が無くなり、すっかり酔っていた。
 就職してから渓流釣りにはまった。夜中に車で出発して、夜明け前に川に着く。更に、ゲートに行き先を阻まれた暗い林道をライトを点けて歩いた。朝マズメの好機を逃すまいと、ポイントへの道を急ぐ。森の中で光る鹿の目に怯えつつ、廃道となった林道の真っ暗なトンネルの中も恐怖心を押さえ込んで歩いた。目的があれば人間は強くなれる。
 キノコ採りは他人との競争だ。マツタケやマイタケを狙う者は、夜明けと同時にポイントに着く為に暗い内から歩き出す者が多い。しかし、真っ暗な登山道を1人で歩くのも嫌だ。
 その日は、マイタケを狙って丹波山に出掛けた。4時半にマイタケポイントの登り口に着き、直ぐに出られる準備をして車の中で夜明けを待っていた。5時半には明るくなるだろうと思っていたら、5時に車が1台来て道の反対側に停まった。もう躊躇している余裕は無い。直ぐに、ヘッドライトの明かりを頼りに真っ暗な山道を歩き出した。以前なら怖かった暗闇や熊の出現。だが、欲望は恐怖心に打ち勝つものらしい。待っている間に飲んだワインも効いたのか、まったく恐怖を感じなかった。 ついに、暗闇との長い闘いに勝利したのだった。

台風一過
 超大型の台風21号が来て去って行った。台風一過はいつも楽しみだ。東京という大都会の汚れた空気を、暫くの間一新してくれる。秋晴れの空、ちぎれ雲、眩しい太陽、そして星空。新鮮な空気を胸一杯吸い込む。
 いつも渋滞している道路も、台風直後はガラガラだ。いつもなら車で溢れる首都高は、たった30分で一周出来る。強風の為に木の葉や枝が落ちてはいるが、雨に洗われた道路は清潔感さえ漂わせている。
 石空川の胡桃を拾いに行こう。林道に落ちた胡桃が雨水に晒されて綺麗になっていることだろう。
 キノコを採りに行こう。雨の恵を受けて、新しい芽生えをしているはずだ。なんだか自分も生まれ変われる様な気がする。
 人生における台風も何度か訪れる。その度に人は変わるチャンスを与えられる。引っ越し、受験、就職、親しい者の死等、激しい風に揉まれて生きている。自分で自分を変えるのは難しいが、大きな風を受けて背中を押される時がある。追い風を受けて、大きな海原に漕ぎだしたいと思う。先に何があるか分からないが、日常という壁を越えて行こうと。
 原田マハの「楽園のカンヴァス」を台風の雨、風が激しい最中に読み終えた。2度目の読了だが、感じることはまた違う。芸術という永遠の命。人生という一瞬の命。出会いという奇跡。そういう物を大切にしたいと思える話だ。
 今回の台風の被害で亡くなった方も少なからずいる。水害に会って苦しんでいる人も。自然は、恵と苦しみを同時にもたらす。それに抗い、それを受け止めて人間は長い間生き延びてきた。
 7年前の大震災は、天災であったが人災でもあった。いつか大きな地震が起こり、津波が来ることは予測出来た筈だ。原発は、絶対安全だと言われていたが嘘だった。しかし、津波が来るであろう場所に家を建て、人が住む街に原発を作った。過ちは誰にもあるが、それを教訓にすべきだろう。
 とはいえ、人は何度も過ちを繰り返す生き物だ。原発はあちこちで再稼働を始める。被災地に新たに高い堤防は築いたが、海辺に、崖の下に、川沿いに多くの人が今も住んでいる。警戒宣言が出されるまでもなく、危険な場所に住むのを止めればいいと思うのは、無責任な言い分だろうか。もちろん、核兵器があるかもしれない横田基地の近くに住んでいる自分も、同じことをしているのかもしれないが。
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鳳凰山 観音岳2841m
深沢小屋クラブ会報2017年9・10月号
 毎日暑い日が続きましたが、会員の皆様は元気に過ごされたでしょうか。7月より小屋の営業を佐藤さんに任せて、この2ヶ月はキノコ採りの下見や登山で山に通う毎日でした。これからキノコ採りのシーズンになりますので、益々山に通ってキノコ採りに専念したいと思います。
 現在、会員数は変わらず162名です。 

7・8月活動報告
二百名山登山(戸隠山)
 7月13日に戸隠山の登山を前日出発、長野泊で予定していましたが、参加希望が1人だった為、計画を変更しました。当日の朝出発して、同じく二百名山の乾徳山に登ってきました。大平高原まで車で登り、そこから山頂を目指しました。山頂付近は岩場が多く、鎖場も続いて危険な場所も多く有りましたが、無事に山頂を踏む事が出来ました。生憎の天気で霧がかかり、眺望が臨めなかったのが残念でした。 

百名山登山(鳳凰三山)
 8月30日から31日に掛けて、テント泊で鳳凰三山の縦走を計画しています。今のところ、小屋番の2名と会員の方2名が参加して4名で実施の予定です。結果につきましては、次回の会報でお知らせしたいと思います。

9月・10月の行事予定
キノコ採り体験
9月14日(木)7:00武蔵五日市駅北口集合 17:00解散予定
8名まで 会費1000円 (昼食持参)
 例年人気のある行事です。カラマツ林に生えるハナイグチを中心に、柳の木に生えるヌメリスギタケモドキ等、覚えやすく食べて美味しいキノコを採りたいと思います。尚、再三言っていますが、キノコや植物の中には、毒のある物も数多くありますので、絶対間違いないと確信出来る物以外は口にしないようお願いします。
キノコ採り体験
10月5日(木) 7:00武蔵五日市駅北口集合 17:00解散予定
8名まで 会費1000円 (昼食持参)
 9月と同じくキノコ採りを行いますが、オニグルミが落ち始める季節ですので、胡桃拾いも出来たら行いたいと思います。 

2017年の年間行事予定
 1月15日(日)新春登山(御岳山)・新年会(1名参加で実施)
 2月19日(日)燻製作り体験(11名参加で実施)
 3月 5日(日)渓流釣り体験(上級編)(中止)
 4月 9日(日)山菜採り体験&天ぷら作り(12名参加で実施)
 5月11日(木)テニス大会(5名参加で実施)
 6月 1日(木)渓流釣り体験(入門編)(3名参加で実施)
 7月13日(木)二百名山登山(乾徳山に変更して1名参加で実施)
8月30・31日(水・木)百名山登山(鳳凰三山)テント泊
 9月14日(木)キノコ採り体験
10月 5日(木)キノコ採り体験
11月16日(木)オータムハイキング(今熊山)
12月21日(木)年忘れ登山(日の出山)・忘年会
※野外で行う行事が殆どですが、保険等には加入していませんので、どの行事も自己責任でご参加下さい。今年も様々な行事を計画していますので、参加のご希望がありましたら長山までご連絡下さい。
090-5192-0779(長山携帯)又は
keiryuheiko@softbank.ne.jp(長山メール)まで

小屋の営業について
 前回お知らせした通り、小屋の利用につきましては、深沢小屋042-595-1806又は、佐藤携帯090-7413-5637までお願いします。
 
ケチ
 自分は、はっきり言ってケチだと思う。いつでも、なるべくなら金を使わずに済ませようと考える。でも、言い訳かもしれないが、決して人に奢って貰おうとか、楽して儲けようなどと思っている訳ではない。
 立山に登った時、立山信仰の中心地の雄山では、山頂に神社があり、500円払って祈祷して貰わないと山頂に立てないシステムになっていた。ケチな自分は、100名山の立山最高峰は大汝山だからいいやと理由を付けて、雄山の山頂はパスした。
 上高地に最近行ったら、明神池に行く為に拝観料を取るためのゲートがあった。どこか別の場所の神社が神域として所有したようで、金を取っていた。高校生の頃に行った時は確か自由に行けたのにと思い、ゲートまで行ってUターンした。
 芝桜で有名な秩父の羊山公園に行った。駐車場がいつもは無料なのに、その時期だけ有料になる。おかしいじゃないかと思い、武甲山資料館の無料駐車場に停めて、資料館を見学した後で少し離れた芝桜の名所に歩いて向かった。すると、前に行った時には確か自由に見られた芝桜が柵に囲まれ、ゲートで入場料を取っていた。勿論、直ちに引き返し、ゲートの外から僅かに見られる芝桜をチラッと見て帰った。
 最近バイトで通っていた六本木にあるホテル建設の現場に行くには、中央線で新宿や四谷まで行き、地下鉄に乗り換えて行くのが早い。でも、私鉄の井の頭線で吉祥寺から渋谷に出て、渋谷から40分歩いて六本木に行けば、交通費がかなり節約出来る。行きは、雨でなければ渋谷、帰りも疲れが酷かったり帰りを急いだりしていなければ渋谷と決めていた。沢山歩くのは、体力増進の為に良い。
 学生時代は、それこそ生活が掛かっていて節約を余儀なくされた。横浜に良く遊びに行ったが、駐車場代が惜しいので、路上駐車が殆どだった。警察の取り締まりで罰金を取られるのも嫌なので、いかに捕まらない場所を探すかに知恵を絞った。人目に付きにくい路地、ちょっとした空き地、工事中で工事車両が停まっている場所等にさりげなく停めた。
それでも、駐車違反で何度か捕まったり、友達の家に泊まりに行った時に青空駐車で切符を切られたり、スピード違反で捕まったりと、免許を取って直ぐに6点溜まって累積免停になった。1日講習を受けてから暫く温和しくしていたが、1年経って0点になった3日後に、中国自動車道を走っていて25キロオーバーで捕まり、直ぐに2度目の免停になった。何だかんだ言っても、罰金や講習代等の出費がかさみ、トータルで考えれば損だったのかもしれない。
 それでも、いまだにケチな性分は変わらない。1人で遠くに行く時は、殆ど高速は使わずに早起きして下道を行くし、スーパーで夕食の食材を買うのは7時過ぎにして、刺身や総菜が半額になるのを狙ったりする。 そう言えば、子供の頃父親に、トイレットペーパーは1回に50センチ位でいいとか、シャンプーは手の平にこの位乗せて使えばいいとか指導された記憶がある。卵掛けご飯をする時は、卵をご飯に掛けるのではなく、溶いた卵の中にご飯を入れて器に卵がなるべく残らないように食べる技を教えられた。「この親にしてこの子あり」とは良く言ったものだ。

泣き虫
 こんな事を言うと恥ずかしいが、小さい頃から泣き虫だった。3才上の兄と毎日ケンカをしていた。絶対に敵わないのだが、何度も立ち向かう。結果、泣かされる。でも、「参ったか?」と言われると絶対に参ったとは言わない。泣き虫にも意地は有る。ある時、兄とケンカをしている時に何かの拍子に勝った事があった。何故か兄が泣いている。ここぞとばかり攻撃し続けた。スリッパで何度も殴ったような記憶もある。大人になってその時の事を回想して、兄は、「殺されるかと思った」と言った。余程、日頃の恨みが積もっていたのだろう。
 ドラマ、映画、小説、感動すると涙が出る。先日読んだ、原田マハの「翔ぶ少女」は泣けた。阪神淡路大震災で孤児となった兄妹達と、助けた医師の話だったが、始めは少女の背中に羽が生えた時にがっかりした。いつもの原田マハの小説とは違い、非現実的なストーリーに今回はダメかと思った。ところが読み進む内に涙が止まらなくなった。作者が書いたのは、羽が生えた少女の話ではなく、絶望から羽ばたく少女への応援歌だった。生きる事の素晴らしさを感じて涙が出た。
 人は、痛い時、辛い時、悲しい時にも泣くし、嬉しい時、感激した時にも泣く。どれも、大事な涙だろう。「今泣いた子供が笑った。」等と言うが、生きる上で子供の様な感情の起伏は大事にしたい。
 昔観た青春ドラマの主題歌に、「涙は心の汗だ、たっぷり流してみようよ。二度と戻らない今日の為に。」という歌詞があった。中村雅俊の主演だったかもしれない。その頃のドラマが大好きで良く見ていたが、ちょっとおかまっぽいクリス松村が青春ドラマの主題歌が大好きだとテレビで言っていて、ちょっと見方が変わった。きっと、純粋な心の持ち主なのだろう。いくつになっても、青春まっただ中でいたいものだ。
 浜田省吾の「悲しみは雪のように」も好きだ。「誰もが、泣いてる。涙を人には見せずに。」という歌詞が意味深い。涙を見せなくても、泣いている時はある。逆に言えば、涙を見せずに我慢している人の方が多いのだろう。他人の気持ちを慮る事は難しい。直ぐに泣いてしまう人の方が、皆から同情されて得をするかもしれないが、ぐっと我慢する人の方が偉く思えてしまう。「求めよ、さらば与えられん。」と誰かが言ったような気がするが、求めない事も美徳だ。

登山報告 
 迷走した台風5号の為に有峰林道が閉鎖され、富山で停滞していたらようやく解除されたので出発した。予定より2日遅れの出発になったので予備日は無くなり、更に1日短縮しなければならなくなった。
 1日目は、足を伸ばして薬師沢小屋まで行った。小屋は黒部川の源流2つの流れに挟まれた場所にあり、台風後にも拘わらず綺麗な水が流れていた。花崗岩の川は水が澄むのが早い。泳いでいた岩魚も色白だった。
 2日目に水晶小屋に泊まろうと思ったら、薬師沢小屋で一緒に食事をした人に、小屋が小さいし予約で既に満室なので、土間に寝るようになるかもしれないと言われた。そこで、三俣山荘まで行った。楽しみにしていた雲ノ平付近は霧で、庭園の景色が見られなかった。三俣山荘のテン場は、着いた時刻が早かったので何とか場所を見つけられた。荷物をテントに置いて、鷲羽岳を往復した。久し振りの百名山登頂だったが、霧の為に眺望は無かった。夕方、「槍が出たぞ」という声が聞こえたので出てみると、雲の間から突き出た槍の穂先が見えた。小屋からも大勢の人が外に出て眺めていた。流石に槍は格好良い。
 翌日、テントを畳まず、荷物の大半を残して水晶岳を往復した。この日も雨が降ったり止んだりで景色は無し。6時間程掛けて往復した後、テントを畳んで黒部五郎小舎に向かった。前日のテン場よりも更に人が多く、岩の上にテントを張っている人までいた。ぐるぐる回って僅かなスペースを見つけ、ようやくテントを張って落ち着いた。
 翌日は、朝早く小屋のトイレに行くと長蛇の列が出来ていた。北アルプスはお盆に行ってはいけない。黒部五郎岳に登ると、これまでにない眺望が見られて嬉しかった。山頂から太郎平までの尾根は、いざ歩いてみるとアップダウンが多くきつかった。太郎平小屋に着き、更に20分程歩いて薬師峠のテン場に着いた。受付はしたものの、全くスペースが無かった。すると、太郎平までの間に何度か挨拶を交わした人が、奥にまだスペースがあると教えてくれた。薬師岳に向かう途中の斜面を登ると、笹藪の中にテントが3つ張れそうな場所があって、既に1つテントがあった。そこに張らせてもらって助かった。
 翌日は、やはり空身で薬師岳をピストンしたが、天気が良くて立山や劔まで見えた。テントを撤収し、折立に戻った。4つの百名山を縦走できて満足した。 1日置いて新潟からフェリーで小樽に渡り、後方羊蹄山に登った。夏とはいえ、山頂付近は強い風と横殴りの雨で、全身びしょ濡れで寒さに震えた。
 次に十勝岳に登った。火山の為に木が無くて、周りの景色が良く見えた。山頂で一休みして駐車場に戻ったら、ウェストバッグが無かった。慌てて降りてきた道を戻り、1時間程登った所で発見した。岩の上で休んだ時に、メールの確認をして置き忘れていた様だ。回収してから走って下山した。
 最後に斜里岳に登った。コースタイムは2時間半となっていたのでなめて掛かっていたらとんでもないコースだった。沢を何度も渡って滑るし、ガレ場が多くて歩きにくかった。下りは沢を避けて尾根コースを通ったが、下りの筈なのに登りが多く、最後に沢まで長い下り道を急降下というルートだった。
 北海道には、9つの百名山があるが、前回3つ登り、今回も3つ登ったのであと残り3つだ。しかし、トムラウシと幌尻岳、利尻岳ときつい山ばかり残しているので大変そうだ。
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深沢小屋クラブ会報 2017年7・8月号
 アジサイの季節になり、深沢小屋にも活気が溢れる季節となりました。今年は例年より雨が少なく、アジサイの見頃も遅くなりましたが、連日多くの人で賑わっています。街中では暑くなってアジサイの元気も無くなってくるこの頃ですが、標高の高い深沢では、まだ元気に咲いていますので、今後もアジサイの観賞にお越し下さい。
 1名の方が入会して下さり、会員数は現在162名です。 
  
5月・6月の活動報告
テニス大会
5月11日に行ったテニス大会には、小屋番の2人も含めて5名が参加して、親睦を深めました。来年も計画したいと思いますので、テニスの経験が有る方がいらっしゃいましたら、是非ご参加下さい。

渓流釣り体験(入門編)
 6月1日に行った渓流釣り体験には、3名の方が参加してくれました。秋川でミャク釣りの練習をした後、北秋川に移動して、山女釣りに挑戦しました。山女も数匹釣れて、満足して頂けたのではないかと思います。なかなか機会がないと始められませんが、今後も是非、渓流釣りを続けて欲しいものです。

7月・8月の行事予定
二百名山登山(戸隠山)
7月13日(木)前日(12日)16:00深沢小屋集合、長野泊  
8名まで 参加費5000円(交通費含む)(宿泊費は別途掛かります。)
 パワースポットでもある杉の巨木が並ぶ戸隠神社の参道を歩き、途中蟻の戸渡りの難所を越えて戸隠山の山頂を往復します。蟻の戸渡りはエスケープルートも有ります。登山口までが遠いので、前日に出発して長野市内に宿泊して翌日登る予定です。詳しくは、長山までお問い合わせ下さい。

百名山登山(鳳凰三山)
8月30日(水)早朝発、31日(木)夕方解散予定
8名まで 2食付き、テント泊5000円(1日目、2日目の昼食は各自持参)
 百名山でもある鳳凰三山は、日帰りで強行に登るのは難しく、地蔵岳の下の山小屋のテント場で1泊して登ります。中央高速からも見える地蔵岳山頂のオベリスクは花崗岩の巨岩で、ザイルを頼りに登る事も可能です。2日目は観音岳、薬師岳を縦走して下山します。健脚向きのコースですので、装備や体力を考えてご参加下さい。
 7月・8月の行事はどちらも体力を要する登山となります。保険等には入っていませんので、どちらも自己責任にてご参加下さい。

2017年の年間行事計画
 1月15日(日)新春登山(御岳山)・新年会(1名参加で実施)
 2月19日(日)燻製作り体験(11名参加で実施)
 3月 5日(日)渓流釣り体験(上級編)(中止)
 4月 9日(日)山菜採り体験&天ぷら作り(12名参加で実施)
 5月11日(木)テニス大会(5名参加で実施)
 6月 1日(木)渓流釣り体験(入門編)(3名参加で実施)
 7月13日(木)二百名山登山(戸隠山)前日夕方発、長野泊
8月30・31日(水・木)百名山登山(鳳凰三山)テント泊
 9月14日(木)キノコ採り体験
10月 5日(木)キノコ採り体験
11月16日(木)オータムハイキング(今熊山)
12月21日(木)年忘れ登山(日の出山)・忘年会
※野外で行う行事が殆どですが、保険等には加入していませんので、どの行事も自己責任でご参加下さい。今年も様々な行事を計画していますので、参加のご希望がありましたら長山までご連絡下さい。
090-5192-0779(長山携帯)又は
keiryuheiko@softbank.ne.jp(長山メール)まで

7月からの営業について
 夏のシーズンを迎えて、バーベキューでの利用も増えてくると思われます。ピザ焼き体験等も好評ですので、是非ご利用下さい。
 7月からの営業につきましては、佐藤さんがメインとなって行います。
 深沢小屋クラブは今後も同じく活動して行きますが、小屋の営業については下記の通り、変更が有りますのでご了承下さい。
①予約制になりますので、お出かけの際には、電話にてご連絡下さい。
②小屋の利用については、深沢小屋042-595-1806又は、
佐藤携帯090-7413-5637まで
③深沢小屋クラブの利用、お問い合わせは、
            長山携帯090-5192-0779又は、
長山メールkeiryuheiko@softbank.ne.jp まで

ガイドのご案内
 先日、3人のグループに依頼されて、高ボッチと鉢伏山を案内して山歩きを楽しんで頂きました。今後も、登山、山菜採り、キノコ採り、植物観察、渓流釣り等、ガイドの依頼があればご案内したいと思います。佐藤さんに小屋の営業を任せていますので、土日や祝日の実施も可能です。交通費(ガソリン代・高速代等)と必要経費(駐車場代等)を負担して頂き、他に、平日なら5000円、土日祝日なら7000円のガイド料で8人までご案内します。但し、深沢小屋クラブの行事同様保険等には入っていませんので、参加に付きましては全て自己責任でお願いします。
 ガイドの内容に付きましては、ご相談の上決めさせて頂きますので、遠慮無くご連絡下さい。

深沢小屋クラブの運営について
多くの方々に支えられて、深沢小屋クラブの運営を続けて来ました。今後も様々な活動を行っていきたいと思います。つきましては、独立採算を目指し、出来ればネットでの閲覧で会報を見て頂ければ幸いです。また、数年間利用が無く、会費の納入も無い方につきましては、会報の送付を控えたいと思いますので宜しくお願いします。

今年の目標
 欲張りな性格な為、毎年沢山目標を掲げる。今年も8つの目標を立てたが、達成できそうなのは、僅か3つだ。

読書
 一昨年から、1年の目標として、年間121冊の本を読む事を掲げた。3日に1冊のペースだ。一昨年が122冊、去年が121冊といずれも目標を達成出来て良かった。今年は6月末の時点で70冊を越えているので、どうやら達成出来そうだ。
 2年前にこの目標を立てた時、本屋でアルバイトをしている息子にお勧めの本を尋ねた。石田衣良の「池袋ウェストゲートパーク」シリーズや重松清の「流星ワゴン」、辻村深月の「ゼロハチゼロナナ」、井坂幸太郎の「ゴールデンスランバー」、三浦しおんの「神去なあなあ夜話」、三上延の「ビブリア古書店の事件簿」等を紹介してくれた。それらの本を読んでみると、どれも面白くて、すっかり読書にはまってしまった。
 何と言っても、読書の良い所はお金が掛からない娯楽と言う事だ。本は買わずに図書館で全て借りている。作者には印税が入らなくて申し訳ない。泥棒と言われそうだ。タダでこんなに楽しめるのは読書だけかもしれない。
 1月から4月まで、ここ数年出稼ぎ期間として工事現場で作業員として働いた。休憩時間が10時から30分、12時から1時間、3時から30分としっかり2時間ある。都心の現場が多いので、通勤電車の中でも往復2時間近く読書が出来る。その為、1日で読み切ってしまう本もあるし、2日で読み終わる本もある。お金を貰って働きながら、重労働で体力も付くし読書も楽しめるので、1石3鳥と言えるだろう。
 バイト先の同僚に勧められて、最近花村萬月と馳星周の本も読み始めた。どちらの作者の本も面白いので、図書館に行くと毎回1冊ずつ借りている。原田マハ、葉室麟の本も気に入っていて1冊ずつ借りる。全部「は」で始まる作者なので、すぐ傍に並んで置いてあるから図書館で探すのがとても楽だ。
 今後も、良い本を求め、読書を趣味として続けていこうと思う。

キノコ採り
 さらに今年の目標の一つに、キノコ採りで稼ぐ事も掲げた。マツタケを始め、マイタケ、ハナイグチ等は高く売れる。プロと言える様な人もいて、時期になると毎日の様にザイルを使って崖を下り、マツタケを沢山採って来る人もいる。暗い内からヘッドライトを点けて林道を歩き、人より早く山に入ってマイタケ採りに励んでいる人もいる。しかし、9月10月の約2ヶ月に限定されるので、年間を通して稼ぐ事は出来ない。
 しかし、昔はマイタケ採りで、1シーズンに売ったお金で車を買ったという人もいたらしい。今はマイタケの栽培も盛んで、昔の様には高く売れなくなった。しかし、相場が時期に拠って変わるものの、マツタケならキロ2万円、マイタケならキロ3000円、ハナイグチもキロ3000円位で売れる事もある。上手に沢山採れば、かなりの稼ぎになる筈だ。
 昨年、一昨年とハナイグチは不作であまり採れなかった。去年、マツタケは30本位採ったが、採れない時もあるし、危険な場所に生えるので探す時のリスクも大きい。今年はハナイグチに期待したいものだ。
 マイタケ採りは体力勝負の面もある。急斜面を登り降りして、ミズナラの大木の周りを探して歩く。100本探して1個見つかれば良い方だろう。 
 他にも、ヌメリスギタケモドキという柳の木に生えるキノコも採る。柳川という川に良く岩魚釣りに行っていたが、9月に釣りをしてから帰る途中で、キノコを採っている人に出会った。前から柳の木に生えるキノコは見ていたが、食べられると知って興味を持って採ったのがキノコ採りの始まりだ。キノコを売っている店に持って行って判定して貰おうと思ったら、美味しいキノコだから買い取ってくれると言う。これは、良いバイトになると思ってキノコについて色々調べ始めた。お金を払ってキノコ採り教室にも参加したし、森林組合がやっているキノコの鑑定会にも足を運んだ。採ったキノコを最初に行ったキノコ屋さんに持って行き、判別してもらったり買い取って貰ったりした。
 キノコには猛毒の種類も多いので、多分そうだろうとか、美味しそうだ等という判断は厳禁だ。絶対の自信を持って判別出来る物以外は決して口にしてはいけない。「死の天使」と呼ばれる「ドクツルタケ」のようにたった1本食べただけで死に至る物もある。むしろ、毒キノコを先にしっかり覚えた方が良いかもしれない。毎年、深沢小屋クラブでキノコ採り体験を行っているが、名前が分からなかったり、判別が怪しいキノコは全て廃棄してもらっている。
 小屋の営業を佐藤さんに任せた今年は、キノコ採りに専念するチャンスだ。 

マラソン
 去年目標に掲げて達成出来なかったマラソンの目標を、今年の目標にも加えた。マラソン大会に出る訳ではないが、42.195キロを走ってみようと思った。理由としては、去年の7月に55才になったので、55「ゴーゴー」の年にしようと思ったからだ。
 一昨年から、小学校、中学校と同級生だった友達が長い間入院していた。脊髄に悪い菌が入り、下半身が上手く動かなくなってしまい、長い間リハビリを続けていた。何度か見舞いに行って、子供の頃の話をしたり、マラソンの話をしたりした。まだ歩けないのにも拘わらず、車いすに乗って電車に乗り、横浜の会社まで出勤したと言う。自家用車も改造して、手だけで運転が出来るようにしたようだ。子供の頃から水泳や長距離走が得意だったが、元気な頃はマラソンやトライアスロンのレースにも出ていたようだ。その友達の頑張っている姿も刺激になった。
 何とかフルマラソンを走りきろうと練習に励んだ。ホノルルマラソンは制限時間が7時間だと聞いた事があるので、「42.195キロを7時間以内」という目標にした。車道との交差の無い学校の敷地の外周を走る事にして、1周の距離を測ったら1.4キロだった。30周すると42キロになる。あと200メートル程走れば目標の距離だ。
 始めは、3周位から少しずつ慣らして距離を伸ばした。1周が9分位のゆっくりしたペースだ。それでも徐々に数を増やして15周に達した時、無謀にも30周にチャレンジした。20周は確かに走った。でも、その後は歩いた。体力だけでなく、膝やアキレス腱が保たないと思ったからだ。それでも、30周と200メートルに達して5時間52分だった。目標よりも1時間以上タイムを縮めた。水分も食べ物も補給せず、トイレにも寄らず一度も止まらずにゴール出来た。誰の応援も無いマラソンだったが、自分では達成感が得られて良かったと思う。
 その後、1年以上入院していた友達が退院して、お見舞いのお礼を送ってきた。その中の手紙にお礼と共に「トライアスロンへの復帰を目指して頑張ります」とあった。まだ車いすの生活を送っているのに、目標はかなり高い。その強い意志に感動した。負けられない。俺も、次回は5時間を切る事を目標にトレーニングして挑戦してみようと思っている。
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深沢小屋クラブ会報 2017年5・6月号
  
4月一杯まで予約営業でご不便をお掛けしましたが、5月から木曜定休の通常営業となります。また、6月は、アジサイ山に訪れる人が多くなる為、2週目から木曜日も休まず毎日営業しますので、アジサイ鑑賞と共にご利用下さい。
新しい入会者を3名迎え、現在会員数は161名です。
 
3・4月の活動報告  
渓流釣り体験
 3月5日(日)に計画していた渓流釣り体験には申し込みが無く、残念ながら中止になりました。個人的には、3月1日の解禁日に下見も兼ねて山梨の渓流へ行きました。雪も少なくてコンディションが良く、岩魚を20匹程釣って来ました。20センチ程の岩魚はじっくり焼いて骨酒にし、少し大きいサイズのものは塩焼きにして美味しく頂きました。


山菜採り体験
 4月9日(日)の山菜採り体験には、12名の方が参加しました。曇りの予報でしたが、雨に降られ、カッパを着ての体験となりました。金比羅尾根、秋川、盆堀川の3カ所を回って、ワラビ、ゼンマイ、フキノトウ、ノビル、ギボウシ、ワサビ、カンゾウ、ハナイカダ、ニリンソウ等、数多くの種類の山菜を収穫しました。
 小屋に戻ってから、採ってきた山菜を天ぷらにして味わい、昼食にうどんや蕎麦を食べて頂きました。お酒を飲みながら話も弾んで、楽しい一時を過ごして頂けた様です。
 行事の他にも、4月6日(木)に6名が参加して山菜採りと天ぷら作りをしました。その日はポカポカした良い天気で、色々な山菜を採ったり、山に生える植物の解説を聞いて貰いました。深沢では、梅、桜、桃等花盛りで、春の陽気を満喫出来ました。
5月・6月の行事予定
テニス大会
5月11日(木)13時から16時 参加費500円(コート代)
 毎年恒例となったテニス大会を今年も計画しています。あきる野市内のコートを借りて、練習をした後でダブルスの試合を行っています。多くの方に参加して頂き、会員相互、小屋のメンバーとの交流を深めたいと思います。現在1名が参加予約をしています。奮ってご参加下さい。


渓流釣り体験(入門編)
6月1日(木)7時武蔵五日市駅集合 13時解散予定 
3名まで 参加費1000円(昼食付き、うどん又は蕎麦) 
 秋川の本流や支流で渓流釣りの基本となる脈釣りの練習をします。餌となる川虫の取り方から竿の扱い方、ポイントの見方、アタリが有った時の合わせ方や取り込み方等、渓流釣りの基本を学びます。ウェーダーや鮎タビ等の履き物や竿、仕掛け等の道具をお持ちの方は持参下さい。
 


2017年の年間行事計画
 1月15日(日)新春登山(御岳山)・新年会(1名参加で実施)
 2月19日(日)燻製作り体験(11名参加で実施)
 3月 5日(日)渓流釣り体験(上級編)(中止)
 4月 9日(日)山菜採り体験&天ぷら作り(12名参加で実施)
 5月11日(木)テニス大会
 6月 1日(木)渓流釣り体験(入門編)
 7月13日(木)二百名山登山(戸隠山)前日夕方発、長野泊
8月30・31日(水・木)百名山登山(鳳凰三山)テント泊
 9月14日(木)キノコ採り体験
10月 5日(木)キノコ採り体験
11月16日(木)オータムハイキング(今熊山)
12月21日(木)年忘れ登山(日の出山)・忘年会

※野外で行う行事が殆どですが、保険等には加入していませんので、どの行事も自己責任でご参加下さい。今年も様々な行事を計画していますので、参加のご希望がありましたらご連絡下さい。
090-5192-0779(長山携帯)又は
keiryuheiko@softbank.ne.jp(長山メール)まで



アジサイ山
 深沢小屋の前にあるアジサイ山には、毎年多くの観光客が訪れてアジサイの花を観賞したり、写真を撮ったりしています。駐車場も数多くあり、車での来場も可能ですので、是非足を伸ばしてみて下さい。今年から、入山料が500円、駐車料金が500円となるようです。
 天気が良ければ、アジサイ山の奥から登山道を登り、金比羅山のトレッキングも可能です。小屋の近くには、「山抱きの大樫」と言われるウラジロガシの巨木と「千年の契り」と言われる根本から2本に分かれた大杉があります。少トレッキングも兼ねて、巨木廻りをしてはいかがでしょうか。
 大樫と大杉の間には、NHKの人形劇「プリンプリン物語」の人形を作った友永さんの作品を展示した「小さな美術館」があります。駐車場も有りますので、車で来場することも可能です。
 深沢小屋では、うどん、蕎麦、ソフトドリンク、アルコール等を用意していますが、予約があればコース料理の提供も可能です。ランチなら1000円(5品)から1500円、2000円、2500円のコースが選べます。アジサイ山や近くの観光スポットにお越しの際は是非ご利用下さい。


深沢小屋で体験を
 深沢小屋では、ピザ焼き体験、燻製作り体験が出来ます。ピザ焼き体験では、生地を伸ばして具材を乗せ、釜で焼いて食べるまでの体験を1人2枚行えます。ソフトドリンクとサラダかスープが付いて2000円です。
 燻製作り体験は、段ボール箱の燻製器を使って、ゆで卵、チーズ、魚の干物、ナッツ、竹輪に煙を掛けて燻製を作ります。持参した食材を一緒に入れる事も可能です。1人1700円でうどんか蕎麦、ソフトドリンクが付きます。


キセル
 キセルとは、本来は煙草を吸う為の道具だ。しかし、電車賃を払わず、不正に乗車することを指して使われることもある。道具としてのキセルは、吸い口と煙草の葉を詰める部分が金属で、途中が竹などの筒でできている。だから、本来は始めと終わりだけ運賃を払い、途中の運賃を払わないで乗車することを表しているのかもしれない。遠くまで通勤している人が、始めの区間と終わりの区間の定期を買い、途中の運賃を払わずに乗り降りすればキセルになる。昔の定期は、改札で駅員に見せるだけで済んだ。今はスイカになって、乗った駅と降りた駅の両方でタッチする必要があるので、この技は使えなくなった。しかし、2人で共謀すれば、途中の駅でスイカを交換して降りる事も可能かもしれない。しかし、掛かった時間のずれ等も記録されていて、実際にはすぐにばれて捕まってしまうのかもしれない。
 40年程前の高校生時代には、色んな手口で電車の運賃を浮かして小遣いとしていた。
 当時住んでいた家は西武線の駅の傍にあり、高校は国鉄の駅の近くだった。国鉄の駅で買った定期券には、出発駅の名前と到着駅の名前のスタンプが押される。しかし、国鉄の駅には、西武線の駅のスタンプは無かったようだ。国鉄の駅で定期を購入すると、西武線の駅名はボールペンの手書きだった。定期を見せながら改札口を通る時に、駅員がボールペンの字を瞬時に読み取ることは難しい。そこで、どの駅を降りる時も定期を出して堂々と通った。まねをした同級生もいたが、駅名を指で隠したり、妙に急ぎ足で通ったりして捕まる者もいた。駅員は定期を見ているのではなく、通る人の様子を見ているのだ。殆どの駅で成功したが、一度だけ捕まった。西武新宿の駅から乗った時だ。当時、国鉄の定期券は赤っぽい色で、西武線の定期は青っぽい色だった。国鉄の乗り入れの無い西武新宿に、赤い定期で入ろうとしたので疑われたようだ。腕を捕まれて「定期が違うだろ。」と言われたが、慌てずに「済みません、間違えました。すぐ切符を買って来ます。」と言ったら放してくれた。券売機に戻って、切符を買って入り直した。
 山岳部の新人歓迎山行は、例年川苔山で行われていた。本来なら鳩ノ巣駅で降りるのだが、何故か白丸駅で降りる。部員全員が通学定期で乗車して、乗り越し運賃を払わずに無人駅の白丸で降りて、1駅分歩いて戻っていた。これを、集団キセルと言うのだろうか。組織的犯罪だろう。 
 さらに、山岳部で谷川岳などに行く時は、八高線を利用した。当時はディーゼルエンジンで走っていて、やけに遅くて時間が掛かった。高崎が終点だが、二つ位前の駅が「北藤岡」という無人駅だった。乗る時は当然通学に使っている定期を見せて乗り、駅員のいない無人駅でジャンケンに負けたやつが一人で降りる。そして、券売機で全員分の切符を買い、自分の切符だけは改札の機械で切符を切って入る。そしてまた電車に乗り込み、電車の中で持ってきたハサミを使って、他の切符も同じ形の切り口になるように切った。そして、目的の駅では、その切符を渡して降りるのだった。俺がジャンケンに負けて切符を買わされたことがあったが、北藤岡駅で降りて、無事にみんなの分の切符を買って持ち帰った。きっと、停車時間が長い駅だったのだろう。
 しかし、切符をハサミで切る時に失敗して、切り口の形が変になるやつもいた。そんな時は、切符を何度も折り曲げてしわを付け、くしゃくしゃの切符を渡して改札を出た。今思えば幼稚なやり口だが、国鉄の職員ものんびりしていたようだ。
 若気の至りとは言え、不正を働き申し訳ない。でも、もう時効だろう。

車中泊 
 山登りや釣りやキノコ採り、観光などで遠くへ出掛けることが多いが、経費の節約の為に車で泊まることも多い。
 サービスエリアはトイレも水道もあって車中泊には便利だ。夕方出発して、目的地へ着く前に夜になってしまった時や、渋滞の為に帰宅時間が掛かり過ぎる時に諦めて泊まる。しかし、一晩中車の出入りが多いので、酒も飲まずに寝るとぐっすり眠れない。サービスエリアのレストランにも売店にも酒は置いていないので、外へ出て調達することになる。レストランの裏辺りに徒歩なら出られる出口があるので、そこから歩いて出る。地元の店に行き、一杯飲んでから寝られれば嬉しい。そこで、地図を調べたり、インターネットで調べてそんな便利なサービスエリアを探したが、条件に合う所はそれ程無かった。
中央自動車道では、上り線の双葉サービスエリアの目の前にコンビニがあり、殆ど歩かずに酒が買える。少し時間が掛かるが、ETC専用出口から出て左の方に歩くと居酒屋もある。笹子トンネルなどの渋滞が長くていらいらするくらいなら、酒でも飲んで寝てしまった方がいい。明け方には渋滞も無くなっている。中央自動車道上り線の恵那峡サービスエリアのレストランの裏から一般道に出て、右に歩いていくと大通りに出る。そこに中華料理の店があり、酒も飲めるし料理も食べられて便利だ。上信越道の上り線のららん藤岡というサービスエリアは、何故か一般道の道の駅とくっついている。そのため、サービスエリヤから歩いて道の駅に行き、酒も買えるし、飲みながら料理を食べることもできる。不思議な作りのサービスエリアだ。秋田には、錦秋湖サービスエリアがあり、地ビールレストランと歩道で繋がっていた。でも、殆どのサービスエリアやパーキングエリアは、街から離れた郊外にあり、降りても近くに店が無いことが多い。
道の駅も車を停めて泊まることができる。トイレも24時間使えて便利だ。郊外型が多いが、中には、駐車して少し歩くと飲み屋があるという道の駅もある。秩父の道の駅は少し歩けば秩父駅に着き、飲み屋が多い。隣りに大きなモールやスーパーがあり、何でも買えて便利だ。花園インターを降りて秩父に向かう途中の道の駅は、道を挟んで直ぐの目の前に徳寿庵という店があり、飲んで食べて寝ることができる。関越道の沼田インターを降りて尾瀬方面に向かう途中の道の駅は、少し歩くと安くて優秀な焼き肉屋があって便利だった。
 町中で飲んで泊まるなら、コインパーキングに車を停めて寝られる。ホテルに泊まっても、チェックアウトしてすぐに出掛け、近くの店に飲みに行ってただ寝るだけなら、車で寝ても大して変わらないだろう。風呂に入れない位の差だ。コンビニや駅の近くならトイレの心配も無い。東京では、切符を買って構内に入らないとトイレが使えない駅が多いが、地方に行くと、外にもトイレがある駅が多い。東松山の駅前は、スーパーの駐車場に朝まで五百円で停められ、飲み歩くことも可能だった。高崎駅の近くには、24時間400円のパーキングもある。
 コインパーキングを選ぶ時は、寝る時の騒音を考えて、あまり大通り沿いではなく、駐車する車の少ない屋外がいい。公園などが近ければそのトイレも使える。目当ての街に着いたら、少し周りを車で走って、繁華街の場所、駐車場の位置や料金、トイレの有無などを調べて駐車すれば、停めた後で歩き回って時間を無駄にすることも少なくなる。
 車の中には、キャンプ用のマットと寝袋、空気を入れて膨らませる枕を常時用意してあるので、冬の寒い時以外は車中で泊まることが可能だ。
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冬の間は天気の良い日が多く、空気が澄んで山で見る景色も格別です。休みの日には、アイゼンやスノーシューを装着して冬の山歩きを楽しんでいます。
 3月と4月も引き続き土日祝日のみの予約営業となりますので、ご注意下さい。現在会員数は158名です。
 
1・2月の活動報告  
新春登山&新年会
 1月15日(日)に行った御岳山ハイキングには、1名の方が参加して頂きました。五日市駅から車で養沢の林道を終点まで走り、そこから歩き始めて御岳山山頂を目指しました。山頂近くの七尾平では、遠くスカイツリーや東京湾も眺める事が出来ました。御岳山頂の神社を訪れてから、登りとは別のルートで下りました。つららの下がる七代の滝を見学し、車に戻りました。ロウバイが咲き始めていたので、小屋へ行く前に深沢の野草園に寄って、ロウバイ、福寿草などを鑑賞しました。
 小屋でゆっくり昼食を食べ、別のグループが行っていたピザ焼き体験も見学して満足して頂けた様です。

燻製体験
 毎年行っている燻製体験に、今年も多くの方が参加して頂きました。2月19日(日)には11名が参加して、ジャンボ燻製機や段ボールによる燻製作りを体験しました。燻製のセットが終わってから、燻製についての講話も伺いました。天候に恵まれて温かかったので、外のテラスで和やかに昼食を食べました。
 会員の藤井さんに今年も講師を務めて頂き、大変お世話になり、有り難うございました。
3・4月の行事予定
渓流釣り体験(上級編)
3月5日(日)早朝集合 16時頃解散予定 
2名まで 参加費2000円(交通費)弁当持参
 渓流釣りの解禁後、最初の日曜日に出掛けて、岩魚を狙います。まだ雪が残っていたり、急な斜面を登り降りしますので、有る程度の体力を要します。釣り具は用意しますが、飲み物、食べ物、雨具は各自持参して下さい。ウェーダー(防水の履き物)や渓流用の釣り具をお持ちの方は、持参して下さい
 渓流歩きには多少の危険が伴います。スポーツ保険等には入っていませんので、自己責任での参加をお願いします。

山菜採り体験
4月9日(日)9時集合 15時解散予定 
8名まで 参加費1500円(昼食付き)
 小屋の近辺や秋川の河原で、ワラビ、ゼンマイ、ワサビ、タラの芽、ウド、ギボウシ、セリ等を探しながら、植物観察も行います。山菜採りの後で小屋に寄って、うどんか蕎麦と一緒に、山菜の天ぷらも作って食べようと思います。現在5名の申し込みがあります。

2017年行事計画
 
 3月 5日(日)渓流釣り体験(上級編)
 4月 9日(日)山菜採り体験&山菜の天ぷら作り
 5月11日(木)テニス大会
 6月 1日(木)渓流釣り体験(入門編)
 7月13日(木)二百名山登山(戸隠山)前日夕方発、長野泊
8月30・31日(水・木)百名山登山(鳳凰三山)テント泊
 9月14日(木)キノコ採り体験
10月 5日(木)キノコ採り体験
11月16日(木)オータムハイキング(今熊山)
12月21日(木)年忘れ登山(日の出山)・忘年会

※これまで行事として毎月予定していたナイトハイクは、希望者が無く 中止になることが多くなった為、今年は計画していません。
 野外で行う行事が殆どですが、保険等には加入していませんので、どの行事も自己責任でご参加下さい。今年も様々な行事を計画していますので、参加のご希望がありましたらご連絡下さい。
090-5192-0779(長山携帯)
又はkeiryuheiko@softbank.ne.jp(長山メール)まで

会費について
 会員の方々から集めた会費は、会報の作成と送付に使わせて頂いています。あきる野市、日の出町、昭島市の会員の方と、青梅市、立川市、羽村市の一部の会員の方の会報は、切手を貼らず直接配布しています。
 小屋のホームページにも会報の内容を同様に掲載していますので、会報の配布が必要無いという方はお知らせ下さい。切手や印刷の経費を節約する事が出来ます。ネットで見るので配布の必要が無い会員の方につきましては、以後の会費も不要ですので連絡をお願いします。
 また、郵送した会報が住所変更の為に返送されてくる場合が有ります。引っ越しの際には、新しい住所をお知らせ下さい。また、脱会の為に送付が不要になった場合にもお知らせ下さい。
 
泉郷チケット
 以前にもお知らせしましたが、セラビリゾート泉郷の会員になっていて、会員価格で貸別荘やホテルに泊まれるチケットが有ります。
 小さいお子さんがいて、他のお客さんに気兼ねしている方には家族だけで泊まれる貸別荘がお勧めです。もし、利用してみたい方がいましたらお知らせ下さい。会報と一緒にお送りします。


出来なくなった事
 
子どもの頃や若い頃は出来たのに、55才になった今は出来なくなった事が色々ある。
 幼稚園の頃から登り棒が得意で弟子がいた。足の絡め方や手の動き等を指南していた。小学生の時、社宅で4階建ての団地に住んでいたが、ある日4階までベランダ側から登ってみようと思った。雨樋を伝って2階3階と登り、あっけなく4階まで辿り着いた。帰りも何の事はなく、するすると雨樋を伝って降りた。今でもコンクリートの建物に雨樋が付いているのを見ると、いくら高い建物でも最上階まで行けると思う。でも、雨樋が体重に耐えられず金具が抜けて落下するのではないかとか、近所の人が通報して泥棒扱いされて警察に連行されるのではないかと心配するあまり、とんと実行出来ずにいる。
団地の1階に住んでいたので、両親が留守で家に入れない時にベランダから家の中に入った。ベランダの鍵は掛かっていたが、外から自力で開けられた。金属の枠にガラスをはめた引き戸だったが、ガタガタと強く動かしていると段々鍵が緩んでくる。更に根気良くやっていると鍵が外れて開いた。今のサッシで試した事は無い。
自転車のチェーン錠に数字合わせの物がある。その錠なら番号を知らなくても開けられた。4桁の錠なら10000通りしか無いから、全て試せば開くのだが他のやり方があった。ダイヤルの4つのリングに順番に爪を挟んで隙間を開け、反対の鎖を引っ張ると隙間が閉じる時と抵抗が無く閉じない時がある。一つずつ確かめて、抵抗の無い数字に合わせて行くと、最大で10×4の40通り試せば開ける事が出来る。自転車のロックとして、鍵を差してバーを押し、スポークを回らなくするタイプがあった。その場合は上から石等で叩いて下に落とし、回転させて上に上げれば解除出来た。しかし、今後その技術を生かす時は、余程切羽詰まった時だろう。
昔の車は、鍵を中に入れたままドアを閉めて閉じ込めてしまい、中に入れなくなる事があった。窓を割って入るには高額の金が掛かるので、ナンバープレートの裏に堅めの針金を挟んでおいた。昔の車は、ドアの内側に着いている突起を引き上げれば施錠が解除された。外側の取手を引くと僅かに隙間が出来る。その隙間から針金を差し込んで突起の下に当て、上に押し上げると鍵が解除出来た。大学生の頃友達に車を貸した時は、「鍵を中に入れて施錠しちゃっていいよ。」と言って貸した。乗り捨ててある車の鍵を、針金で開けて回収していた。今の車は、突起を上げる形式の物も少ないし取手の隙間も殆ど無いので、このやり方は通用しなくなった。
年とともに、やせ我慢が出来なくなった。教員になったばかりの頃、同い年の同僚と体育着について話をした。子どもに半袖と短パンの体育着を強制しているのだから、教員も冬だって半袖シャツ1枚で体育をやるべきだと言うのが俺の主張だった。いやいや大人と子どもは違うのだから、半袖でやる必要はないと言われた。そこで、「半袖1枚で体育が出来なくなったら教員は止める。」と断言してしまった。それ以来、50才前に退職するまで、25年間やせ我慢を通した。最後の職場が青梅で、これまでで一番気温が低かった。それでも最後まで我慢したのは、乾布摩擦と一緒で健康な体を維持できると思ったからだ。今では、冬になるとしっかり厚着をして、風邪を引かないように用心している。
 
沖縄で感じたこと
 1月の2日から6日まで、4泊5日の日程で初めて沖縄に行った。航空券、ホテル、レンタカーも含めて48000円という格安ツアーが取れたからだ。飛行機は嫌いだが、街探検の課題もあるのでこの機会に行ってみる事にした。たまたま、12月に深沢小屋の取材に訪れた人が沖縄に別荘を持っていて、耳よりな情報を沢山聞かせて貰った。その人の薦めで、観光客にはあまり知られていない穴場にも行けた。海で泳いで亜熱帯の魚を見たり、ちゅら海水族館でジンベイザメやマンタを見たり、本土では見られない植物を観察したりした。しかし、自然の美しさだけが沖縄の全てではないだろう。
 沖縄で一番印象に残ったのは、戦争の傷跡だった。本土決戦を先延ばしにするために、沖縄の防衛は最重要課題だったようだ。無数の壕が掘られ、多くの兵力が動員され、民間人を含めて20万人もの人々が亡くなった。ひめゆりの塔、平和祈念公園、陸軍の地下壕等を回るうちに、今も消えない戦争の悲惨さを強く感じた。平和祈念公園には、米軍の兵士も日本人も同等に扱って名前が記されている。戦争に依って失われた命を等しく惜しむ為だ。平和とは自国の利益だけを求める事ではない。今のアメリカの自国優先主義は、世界の平和に悪影響を及ぼすだろう。
 沖縄戦では、集団自決があった。手榴弾で自爆した人、崖から飛び降りた人、降伏せずに自害した人等、失わずに済んだ命が数多く失われた。日本軍に依る民間人の虐殺もあった。離島では、日本軍にジャングルに追いやられ、マラリヤによって亡くなった人も少なくなかったらしい。地下の洞窟にいた重傷の兵士達に、青酸カリ入りの牛乳を飲ませたり、手榴弾を持たせて自決を促すような見殺しもあったという。白旗を掲げて降伏した人は、皮肉な事に敵の兵士に助けられ食料や薬を与えられた。戦争の名の元に、数多くの人々が亡くなった。
 戦後沖縄に米軍が駐留し、未だに数多くの基地が居座っている。日本が沖縄に対して行った事は、一体何だったのだろう。それは、琉球が以前は他国であった事にも由来するのかもしれない。だとすれば、今後は日本から琉球として独立し、観光や貿易で身を立てるのも一つの手段なのかもしれない。ソ連から多くの国が独立した様に。
 那覇の栄町のカラオケスナックで飲んで、「島んちゅぬの宝」を歌った。地元の人が声を掛けてくれて、もう一軒行こうと誘ってくれた。安くて美味しい店に連れて行ってくれて、酒と肴を奢ってくれた。
  最北の「奥」という集落の民宿では、誰隔てなく泡盛や日本酒を振る舞ってくれた。その優しさに何だか申し訳なく思ってしまう。
 日米安保は益々強化され、日本の軍事化が加速していく。防衛の名の元に軍備を増強すれば、これまで守り続けた日本の平和は保てそうもない。テロの標的になったり、イスラム国を敵にしたり、関係の無い他国の戦争に巻き込まれたりするのだろう。
 今こそ、恒久の平和を希求したい。
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深沢小屋クラブ会報2017年1・2月号
 
 11月の紅葉の時期には、テラスからのモミジを見に来店したり、山歩きの帰りに食事会をしていくグループもいました。12月に入ると、下の道路を通る人や車もめっきり少なくなりましたが、忘年会で小屋を利用される方も何組かいました。来年の1月から4月一杯は、土日祝日のみの予約営業となります。今年の営業は12月25日が最終日です。
 11月に新しい会員の方を迎え、現在会員は158名です。

11月・12月の活動報告
 オータムハイキング(金比羅山)
  11月17日(木)に行ったハイキングには、2名の方が参加して頂きました。小屋を出発して車で金比羅尾根まで行き、歩いて琴平神社を往復しました。植物の解説をしたり、ビュースポットからの景色の解説をして、秋の山歩きを楽しみました。
 その後、山抱きの大樫と名付けられた巨木を見に行き、最後に野草園を見学して終わりました。
 
秋の深沢小屋音楽祭
 11月13日(日)に行った音楽祭は、リズム&ブルースの秋山登志夫さんを始め、ケルト音楽を中心に演奏と歌を聴かせてくれたマルミッツの3名、ギターや尺八、歌も聴かせてくれたもも有留さんが加わって、紅葉のモミジに囲まれて行われました。かくいう私も、素人ながら出演させて頂き、オリジナル曲を2曲歌いました。会員の方も4名参加して頂き、有り難うございました。
 来年も春にまた行おうという話が出ていますので、今回参加出来なかった方も奮ってご参加下さい。

忘年会
 12月15日(木)の忘年会は、参加希望者がご夫婦2名でした。定休日に2人だけの為にやってもらうのも申し訳ないとのことで、20日(火)に変更して、昼食会として行いました。

11月24日(木)に計画していたオータムハイキング(今熊山)と、12月8日(木)に予定していたナチュラルリース作りの行事は、申し込みが無く、残念ながら中止となりました。

1月・2月の行事予定
新春登山&新年会
1月15日(日)8時武蔵五日市駅集合 16時解散予定 
8名まで 参加費2000円(飲み物代別)
 空気が澄んで気持ちの良い冬に、養沢川の林道から御岳山山頂を目指します。下山後に小屋に行き、キムチ鍋を食べて温まりたいと思います。山行を振り返りながら会員同士の交流を深め、新年会を行いたいと思います。雪があったり凍っている場所が有る場合がありますので、軽アイゼンをお持ちの方は持参して下さい。 

燻製体験
2月19日(日)11時集合16時解散予定 
10名まで 参加費2500円(昼食付き、飲み物別)
段ボール箱の燻製器の他、ジャンボ燻製器を使って燻製作り体験を行います。こちらで、チーズ、魚の干物、ナッツ、ちくわ、ゆで卵の食材を用意しますが、他の食材を持参して煙りを掛ける事も出来ます。今回も講師として会員の藤井さんをお迎えして行います。毎年希望者が多い行事ですので、早めにお申し込み下さい。

2017年の年間行事計画
 1月15日(日)新春登山(御岳山)・新年会
 2月19日(日)燻製作り体験
 3月 5日(日)渓流釣り体験(上級編)
 4月 9日(日)山菜採り体験&山菜の天ぷら作り
 5月11日(木)テニス大会
 6月 1日(木)渓流釣り体験(入門編)
 7月13日(木)二百名山登山(戸隠山)前日夕方発、長野泊
8月30・31日(水・木)百名山登山(鳳凰三山)テント泊
 9月14日(木)キノコ採り体験
10月 5日(木)キノコ採り体験
11月16日(木)オータムハイキング(今熊山)
12月21日(木)年忘れ登山(日の出山)・忘年会
※これまで行事として毎月予定していたナイトハイクは、希望者が無く 中止になることが多くなった為、来年は計画していません。野外で行 う行事が殆どですが、保険等には加入していませんんで、どの行事も 自己責任でご参加下さい。来年も様々な行事を計画していますので、 参加のご希望がありましたらご連絡下さい。090-5192-07 79(長山携帯)又はkeiryuheiko@softbank.ne.jp(長山メール)まで

登山等のガイドについて
 今年の11月に、高ボッチと鉢伏山のガイドをして欲しいとの要望が有り、天候が悪く中止になりましたが、下見にも行き計画していました。予定している行事以外にも、山菜採り、キノコ採り、登山などのガイドの要望が有りましたら、他の予約と重ならない場合に限り実施したいと思います。ただし、休業補償として、平日は5000円、土日祝日は10000円頂きます。(人数に拘わらず)その他、交通費として、ガソリン代、高速代を実費でお支払い頂きます。8人までは車に乗れますので、人数が多く集まれば割安になります。自動車保険以外は入っていませんので、クラブの行事同様、自己責任にてご参加下さい。 


 「月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也。」とは松尾芭蕉の「奥の細道」の冒頭の文だ。何とも言えぬ味がある。人は旅に憧れ、旅で様々な事を知り、旅で成長する。「可愛い子には旅をさせよ」とは、けだし名言だ。人生そのものですら、遠くへ出掛けなくても長い旅と言えるのかもしれない。
 原田マハの本が好きで良く読んでいる。作者本人が自分を「ふーてんのマハ」と呼ぶらしい。年間150日も国内、海外を旅行しているそうだ。旅好きな作者が書いた「旅屋おかえり」も良い話だった。
 かくいう自分も昔から旅に憧れ、あちこち出掛けている。ただし、飛行機嫌いな為に日本の国内だけだ。パスポートという物は勿論見たことがない。それでも、旅の魅力は語れそうな気がする。
 県庁所在地廻りという課題を持って、既に38都道府県を回り、あと9つを残している。その課題の規定としては、県庁所在地の都市に泊まり、そこで良い店を探して飲んだり食べたりする事で達成としている。中にはとても気に入って、何度も通っている街や店もある。
ある年の初めに名古屋に行った時に、良さそうな店を探したが、1月2日の正月早々だったので開いている店が少なかった。感じの良さそうな女性が店に入って行ったのを見て、やっている店もあるんだと思って入ってみた。すると、焼酎の美味しい店だった。マスターに、前日から同量の水で割って瓶に入れて飲む「前割り」を教えて貰った。暫く飲んでから、「名古屋はパチンコの発祥の地なので、これからパチンコに行ってみます。もし稼げたらまた来ます。」と言って出掛けた。そうしたらガッポリ儲かって、しかも両替が等価交換だったので驚いた。勿論またその店に戻って、勝利宣言をして飲み直した。今年久し振りにその店に行ってみようと思って、住所のメモを頼りに探した。やっと見付けて何年か前の話をしたが、マスターは覚えていなかったようだ。前に行った時は奥さんと2人でやっていたが、子供が出来て奥さんは子育ての為にお店には出なくなったそうだ。それでも変わらす1人で頑張って店をやっているマスターと、色々話が出来て良かった。
甲府に行くと必ず寄る店がある。始めて入った時に、マスターが怒ってるようで余り話をしてくれなかった。店内にフライフィッシングのバンブーロッドや毛針、猟銃等が飾られていて興味をそそられた。色々話し掛けたが、その時は余り相手にされなかった。それでも甲府に行く度に何度か通い、キノコ採りや釣りの話、山の話等をする内にマスターも笑顔で話してくれるようになった。最初に行った時に、海外のワインを注文したのも気に障ったのかもしれない。マスターはソムリエの資格も持っていて、何より山梨を愛する人だった。今は山梨産の赤ワインをボトルで注文して飲んでいる。猟師でもあるマスターが仕留めた鹿肉の料理等も美味しく頂いている。
深田久弥の日本百名山の制覇を目指して登っている。あと26個、遠い所や大変な山ばかり残っているが、是非全て登頂したいと思っている。勿論、山に登りながら、知らない町に泊まって、飲んだり食べたり話をしたりして楽しみたい。県庁所在地廻りも百名山も旅のきっかけなのかもしれない。達成したい目標があるから、励みにもなるのだろう。

蔑み
 人を蔑む事は哀しいことだが、知らず知らずに蔑んでいる。
 中学生の時、マラソン大会があった。A~Hまで8クラスあったが、何とか10位以内に入れた。男子の最下位はかなり太っていて、いかにも重そうな奴だった。顔を真っ赤にしてだらだら汗を流し、ゴールした途端にへたれ込んだ。友達と一緒になって、「ああいう奴にだけはなりたくないよな。」と話していた。 
 高校の体育祭の時、クラスで長距離走の選手に選ばれた。前日、準備の為に授業が無かったことをいいことに、サッカー部の部室で麻雀をしていた。プレハブの部室内は冷え込んでいて、じっと座っていた為か風邪を引いた。翌日の長距離走は出場したもののフラフラで、最下位でゴール。しかも、内側のラインを踏み越したらしく失格だった。情け無くてクラスの友達に顔向け出来なかったが、中学校の時のマラソン大会を思い起こした。あのとき最下位だった奴は、もしかしたら走った人の中で一番苦しかったのかもしれない。もしかしたら、最後まで諦めずに走り切ったあいつが、一番偉かったんじゃないかとも思えてきた。
 高校生の時に、毎日の様に雀荘に通っていた。1時間150円の学割料金だったが、それでも雀荘代が負担だった。そんな中、いつもなかなか牌を切らずに考える○○という奴が居た。みんなイライラして、「早く切れよ。」と言うがそれでも切らずに考えている。○○という名前が切るのが遅い代名詞になり、「おいお前も○○かよ。」とか、「○○はチョンボだぞ。」等と使われた。
 就職して最初の職場で囲碁を覚え、碁会所にも通うようになった。いつも最善手を打とうと、じっくり考えてしまう。強い人程、文句も言わずに待ってくれるが、中にはイライラする人もいて「長考だねえ。」と言われたりした。中には、対戦相手を決める時に、「長山さんは長いからなあ。」と避けられてしまう事もあった。時間内に沢山対戦する為に打ち方が早くなってしまう事はあるのだろうが、最善手を打つためには考え抜く事も大事だ。真剣にやってこそ上達もあると思う。○○君は、誰よりも真剣に麻雀に取り組んでいたのかもしれない。
 ヘイトスピーチを正当化する人がいる。教員をしている時に、同僚が「バカちょんカメラ」という言葉を使ったので、「それは差別用語だ」と言ったら、何だかんだ言って全く取り合わなかった。そんな人間が教員なんてやってて良いのかと思ったが、自分もきっと同じような面を持っているのだろうと省みた。些細な事で、自分の方が相手より上だと思ってしまう事がある。嫌だ嫌だ。
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深沢小屋会報2016年11・12月号
 

ようやく、涼しくて秋らしい気候になりました。会員の皆様はいかがお過ごしでしょうか。今年は松茸が豊作で、山では沢山採れています。山梨の松茸ポイントに行ったら、一度に10本採れた日もありました。
 
そろそろ紅葉も始まり、山歩きには最適な季節です。11月の行事にも是非ご参加下さい。
 9月に新しい会員の方を迎え、現在会員は157名です。

9・10月の活動報告

キノコ採り体験
 9月15日(木)に行ったキノコ採り体験には、6名の方が参加して頂きました。9月に入っても暑い日が続き、キノコの発生もかなり遅れていましたが、山梨県の金峰山方面に出掛けました。柳の木から発生するヌメリスギタケモドキや、カラマツの木の根元に出るハナイグチ、その他、クリタケ、ヤマブシタケ、ハタケシメジ等を採ることが出来ました。毎年参加者の多い行事ですので、今後も続けていきたいと思います。
  
10月に予定していたゴルフ大会は参加希望が無く、中止になりました。

11月・12月の行事予定

オータムハイキング(金比羅山)
11月17日(木)13時武蔵五日市駅集合 16時解散予定 
8名まで 参加費500円
 
金比羅山は、ナイトハイクでも登っている山で、小屋から一番近い山です。山頂の先のビューポイントから五日市、多摩、天気が良ければ都心の景色が望め、木々の紅葉も楽しめます。金比羅山に登った後、「山抱きの大樫」と「千年の契り」という2つの巨木を巡るツアーです。どれも短いコースですので、お気軽にご参加下さい。

オータムハイキング(今熊山)
11月24日(木)13時武蔵五日市駅集合 16時解散予定 
8名まで 参加費500円
 
ミツバツツジで有名な今熊山ですが、山頂からの眺めも良い山です。麓の小峰公園に車を停めて出発し、登頂後には金剛の滝も巡ろうと思います。山頂までは、ゆっくり歩いても1時間程ですので、どなたでも気軽にご参加下さい。秋の紅葉とハイキングを楽しみましょう。

ナチュラルリース作り
12月8日(木)13時集合16時解散予定 8名まで参加費500円
自然の素材(蔓や木の実)を使ってナチュラルリースを作ります。蔓を巻いて輪を作り、グルーーガンを使って松ぼっくり等の木の実を付けて作ります。素朴なリースが出来上がり、年間通して飾っておけますが、クリスマスの飾りにも利用出来ます。

忘年会
12月15日(木)12時集合15時解散 1人3000円(飲み放題付き) 今年1年を振り返り、会員の方々との交流を楽しみたいと思います。奮ってご参加下さい。

ナイトハイク 
 
この他、満月の夜にナイトハイクを計画しています。月明かりの道を歩いたり、五日市や東京の景色を望めるビュースポットで、満月を正面に見ながら夜景を楽しみたいと思います。
 
11月14日、12月14日を予定しています。
18:00武蔵五日市駅集合 21:00解散予定 夕食付き1500円

 
来年も様々な行事を計画したいと思います。参加のご希望がありましたらご連絡下さい。090-5192-0779(長山携帯)又はkeiryuheiko@softbank.ne.jp(長山メール)まで

★★★秋の深沢小屋音楽祭★★★

11月13日(日)1時開演参加費1000円+オーダー(300円~)
 
前回の会報で予告した秋山登志夫さんのライブイベントですが、11月13日(日)に行うことになりました。当日は秋山登志夫さんのソロ(リズム&ブルース)の他、2グループが参加します。小屋番の長山も、素人ながら前座としてオリジナル曲を歌って出演したいと思いますので、是非ご参加下さい。
 
当日の送迎はありませんので、車又は徒歩、タクシー等でお越し下さい。参加ご希望の方は、深沢小屋又は長山までご連絡下さい。  


好きな言葉 
 好きな言葉が幾つかある。

「70にして己の欲する所に従えども則を越えず」
自分で思った通りの行動をしても、誰にも迷惑を掛ける事は無くなったという意味だろうか。中学か高校の古文で習ったのだろう。孔子だったか誰だったか忘れたが、初めて聞いた時に痺れた。もし全ての人がこの境地に達したら、世界中が平和になって、戦争なんか起きる事はなく、誰1人不幸になることは無いと思った。70才まではまだ15年有るが、こんな心境に達するのはとても無理だろう。でも、己が欲しなくても、則を越えないように気を付ける事は出来るかもしれない。

「男は黙ってサッポロビール」
ビールの宣伝文句だが、何故か気に入った。高校の時は、定期入れの裏に座右の銘として「不言実行」と書いた紙を入れていた。ビールの宣伝文句と違うじゃないかと言う人もいるかもしれないが、ニュアンスは一緒だ。高校1年の時、好きが高じてクラスで悪戯をすることになった。先生が教室に入って来た時に、生徒が1人教卓の上に胡座をかいて座っている。先生が来ても黙って腕を組んでいる。何を言われても黙り続け、暫くしたら「男は黙ってサッポルビール」と言う事になり、じゃんけんで柔道部の奴が負けた。柔道着を着て実行したが、クラスではそれ程受けなかった。男のロマンが分からない奴が多かったようだ。
小遣いを節約する為にキセルの常習犯だったが、駅員は顔色を見ているだけで定期など殆ど見ていないので、どこの駅でも堂々と定期を見せて改札を抜けていた。ところがその日、定期に書いてある通りの駅で降りたのにも拘わらず駅員に腕を掴まれた。「何だそれは」と言われて定期を見ると、「不言実行」と書かれていた。
「間違えました」と言って裏を見せて事なきを得たが、いつも黙ってキセルを実行していたので、思わず苦笑してしまった。

「ピンチはチャンス」
教員をしている時、卒業アルバムに書いた言葉はいつもこれだった。自分でもこの言葉は自分の人生に役立っていると思う。最近「ポジティブ」とかいう言葉を耳にするが、積極的と言うよりも前向きと言える生き方だと思う。苦しい時程自分を活かすチャンスという事だ。今年の冬はバイトで雑工をやって、毎日建築現場でセメントや砂袋、コンクリートタイルを運んだ。自分から筋トレをやる事もある位だから、これはお金を貰って筋力も付けられる一石二鳥の仕事だと思って続けた。
小学校の時にお世話になった先生が何年か前に半身不随になり、中国へ行って治療を受けると聞いたので手紙を書いた。中国は囲碁の発祥の地で一度行きたいと思っていた場所だから羨ましい。治療とはいえ、中国に行けるのは良いですねと。そして、自分だったら、目が見えなくなったら歌手に、耳が聞こえなくなったら棋士に、足が動かなくなったら画家になりたいと書いた。でも、気持ちが伝わったかどうかは分からない。
「明日のジョー」というアニメがあった。矢吹丈が金串?だったか強敵と戦った時、相手の生い立ちを聞いてびびる。食うや食わずの環境で育ち、最悪な状況で生き延びてきたからどんな逆境にも負けないと言う。しかし、本当のライバル力石徹は、自ら厳しい減量とトレーニングに立ち向かいそれを克服した。環境よりも意志の強さが本当の強さだと知って恐怖心に打ち勝つ。そんな話が印象的だった。   
向こうからやってくるピンチを有り難いと思うより、自ら作り出すピンチの方が遙かに価値があるのだろう。

幸せ 
 大昔の人と今の自分のどっちが幸せかと聞かれて、答えられる人はいるだろうか。確かに寿命が延びて、美味しい物が食べられて、今の方が幸せだと思う人は多いだろう。だけど、生きるか死ぬかの瀬戸際で精一杯生きた人の一生も価値ある物だろう。その先祖達の苦労があってこその今がある。一瞬一瞬をギリギリの所で生き抜いた人の人生は、輝いていてこそあれ、決して不幸とは言えないだろう。
 自殺する人が後を絶たない。何故だろう。大昔にも自殺はあったのだろうか。現在ともっと前の自殺率を比べたら、どっちが多いのか聞いてみたい。生きる力みたいな物が薄れているのだろうか。便利になったり、暇な時間があったりする事が本当に幸せなのだろうか。自分では今の暮らしが幸せだと思うが、何かと比較できる訳でもない。誰もが最後まで生きる力を発揮して、必死で足掻いて生きて欲しいものだ。
 「乞食と王子」という話があった。乞食は王子に憧れ、王子は乞食に憧れて交換してみるという話だったような気がするが、人の一面を的確に現しているのかもしれない。無い物ねだりは禁物だ。人を羨んだら誰も幸せにはなれない。今ある自分の命に感謝して精一杯生きたいものだ。
 誰が書いたか忘れたが、「今生きているということ」という詩があった。小室等がその詩に曲を付けて、10分近くもある歌になった。始めて聞いた時に感動した。生きるとは、美しい物、共感できる物、好きな物、そんな物を求めて一緒に生きることだという内容の詩だったと思う。
 モンゴメリの「赤毛のアン」には涙が出た。生きる事はどんなに素晴らしい事かと思えた。どんな環境にあっても、どんな人生であっても幸せを求めて生きる権利があると思える。
 自由と我が儘は違う。幸せとは周りの人の幸せと共にある。周りの人の幸せを願いながら、自分も幸せになりたいものだ。と、ここまで書いて、何だか宗教的になってきたと反省しました。自分は宗教を持っていないが、宗教に依って幸せを感じている人も多い事だろう。でも、その心理を利用してお金を稼ぐ人もいるのは事実だ。それでも、お互いに幸せならば、持ちつ持たれつの関係が成り立っているから良いのかもしれない。
 「働く」という字は、人が動くと書く。でも、もしかしたら、人の為に動くという意味かもしれない。悪事を働くとも言うが、字が間違っているような気がしてならない。働くとは、お金を稼ぐ事だけじゃない。専業主婦として家庭で家事をしている人も多いが、家族の為に立派に働いている。人の為に働く事も幸せの絶対条件だろう。
 金持ちの人がガードマンを雇って、子どもを誘拐から守ろうとする。お金は有ったら有ったで苦労が付いてくる。宝くじが当たった人は、周りの人に知らせるのだろうか。生きる為のお金は必要だが、そんなに沢山無くてもいいんじゃないかと思う。
 幸せとは、個人の価値観による物なので、強制したり、これだと断言できない物だ。でも、是非多くの人が幸せを感じて欲しい。戦争や飢餓や難民や憎しみ等の苦しみから解放されて、世界中の人が幸せであるように願ってやまない。
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深沢小屋クラブ会報 2016年9・10月号
 夏の間、涼しい深沢にバーベキューやピザ体験等で多くの方が訪れました。これから益々涼しくなり過ごしやすい季節になりますので、小屋にも足を伸ばして下さい。
 8月の二百名山登山(武甲山)は、参加希望が無く、残念ながら中止となりました。
 7月、8月の入会は無く、会員数は現在156名です。

7・8月の活動報告
百名山登山(両神山)
 7月21日(木)に行った百名山登山には、2名の方が参加して頂きました。日の出町と青梅市で2人と合流し、秩父を越えて両神山の登山口に着きましたが、曇りという天気予報に反して雨が降っていました。天気の回復を願いながらカッパを着て登山を開始しました。2時間程歩いて清滝小屋に到着し、ゆっくりと昼食を摂りました。7月末とはいえ、雨に濡れた体は冷えて、寒い位でした。その後も雨が上がる気配は無く、残念ながら登頂を断念して下山しました。
  
9月、10月。11月の行事予定
キノコ採り体験
9月15日(木)7時武蔵五日市駅集合 17時解散予定 昼食持参 
8名まで 参加費1000円     ※現在申し込み3名
 いよいよキノコ採りの季節がやってきました。待ちきれずに丹波山村の山や瑞垣山に下見に行きましたが、今年はマツタケやマイタケが沢山採れればと期待していますが、暑さが続いてキノコの発生は遅れているようです。
 昨年のキノコ採り体験では、カラマツ林に出るハナイグチが不作で、あまり採れませんでした。その分、今年は多く発生するのではないかと期待しています。他にもヌメリスギタケモドキ等数種類のキノコが採れればと思います。

ゴルフ大会 
10月27日(木)9時 青梅グリーンヒル(ショートコース)集合 
 8名まで参加費3000円(プレー費含む) 
 ショートコースで午前中18ホール、午後に18ホール回って腕を競います。
昼食はクラブハウスでも食べられますし、持ち込みも可能です。アップダウンの有る難しいコースですが、楽しくラウンドしたいと思いますので奮ってご参加下さい。

オータムハイキング(金比羅山)
11月17日(木)13時武蔵五日市駅集合 16時解散予定 
8名まで 参加費500円
 金比羅山は、ナイトハイクでも登っている山で、小屋から一番近い山です。山頂の先のビューポイントから五日市、多摩、天気が良ければ都心の景色が望め、木々の紅葉も楽しめます。金比羅山に登った後、「山抱きの大樫」と「千年の契り」という2つの巨木を巡るツアーです。どれも短いコースですので、お気軽にご参加下さい。

オータムハイキング(今熊山)
11月24日(木)13時武蔵五日市駅集合 16時解散予定 
8名まで 参加費500円
 ミツバツツジで有名な今熊山ですが、山頂からの眺めも良い山です。麓の小峰公園に車を停めて出発し、登頂後には金剛の滝も巡ろうと思います。山頂までは、ゆっくり歩いても1時間程ですので、どなたでも気軽にご参加下さい。秋の紅葉とハイキングを楽しみましょう。

ナイトハイク
 この他、満月の夜にナイトハイクを計画しています。月明かりの道を歩いたり、五日市や東京の景色を望めるビュースポットで、満月を正面に見ながら夜景を楽しみたいと思います。
 9月17日、10月16日、11月14日を予定しています。
18:00武蔵五日市駅集合 21:00解散予定 夕食付き1500円

 
 12月以降も様々な行事を計画しています。参加のご希望がありましたらご連絡下さい。090-5192-0779(長山携帯)又はkeiryuheiko@softbank.ne.jp(長山メール)まで

バーベキュー、ピザ体験、燻製体験
12月8日(木)リース作り 13時集合16時解散 1人500円
自然の素材(蔓や木の実)を使ってナチュラルリースを作ります。クリスマスの飾りにいかがでしょうか。

12月15日(木)忘年会 12時~15時 1人3000円(飲み放題付き)
 今年1年を振り返り、会員の方々との交流を楽しみたいと思います。

  残暑もそろそろ終わり、涼しい季節になりますが、自然に囲まれた深沢小屋でのバーベキューはいかがでしょうか。屋根付きのテラスで2名からバーベキューが楽しめます。
・手ぶらバーベキュー1人2000円(牛肉、豚肉、ソーセージ、野菜、タレ)・食材持ち込みバーベキュー1人600円、炭代500円(食器持参)
・飲み物、食材持ち込みバーベキュー1人1200円、炭代500円
 ※プランに合わせてご利用頂けます。

 その他、ピザ焼き体験も好評です。生地を伸ばして具材をトッピングして釜で焼きます。1人2枚焼いて、サラダ等の副菜とソフトドリンクが付いて1人2000円です。具材の追加持ち込みも自由に出来ます。

 燻製体験では、干物、チーズ、ちくわ、ゆで卵、ナッツの5種類の食材に1時間程煙を掛けて燻製を作ります。作っている間にうどんかお蕎麦を食べて頂き、ソフトドリンクも付きます。1人1700円で体験が出来ます。ピザ体験やバーベキューとの組み合わせも可能です。組み合わせる場合は燻製のみ追加で1人1000円です。また、燻製用の食材を全て持ち込む場合は1人600円で体験出来ます。

喰い意地
 子どもの頃、我が家では餅を焼いたらまず醤油を付けて、砂糖ときな粉を混ぜたものを付けて食べた。それが美味しくて堪らなくて、餅がなくなっても皿に残った砂糖ときな粉をぺろぺろ舐めていた。親には「行儀が悪い。」とか「意地汚い」と言われたが、頭の中は美味しいきな粉と砂糖で一杯だった。それは、悪い事だったのだろうか。
 お客さんが家に来ると、たまに寿司を出前で頼む事があった。その当時の寿司は高価で、めったに口にすることは出来なかった。勿論、私達兄弟2人の分も母親の分も無く、お客さんと父親の分しか頼まない。お客さんが少しでも残して帰れば子どもにも分け前が回ってくる。だから、ふすまの隙間からお客さんの様子を覗き見て、残せ残せと祈っていた。たまにカッパ巻きあたりが残ると、兄弟2人で分けて有り難く頂戴したものだ。それは、本当に意地汚い行為だったのだろうか。
 同じく、父親とお客さんが食べた後の枝豆の器を探って、さやに残った豆を探した記憶もある。食べ物を求める本能は生きる為の力ではないだろうか。
 子どもの頃は、家で出される料理にあまり期待は持っていなかった。焼き魚や煮物等、大人向けの料理ばかりで、子どもが望む献立ではなかったからだ。給食の方が遙かにご馳走で、いつも残さず全部食べた。給食にたまに出る葡萄パンが美味しくて美味しくて、干し葡萄を一つずつパンから取り外して食器に乗せ、先ずは微かに葡萄の香りが残るパンを食べた。片付ける時間になると、残しておいた干し葡萄を丸めて口に入れ、ほっぺたに溜めて昼休みに外で遊んだ。少しずつ少しずつ干しぶどうをほっぺたから喉に移して味わい、いつまでも続いて欲しい幸せを噛み締めていたのは自分だけだろうか。
 子どもの頃は漬け物などそれ程好きではなかったのに、何故か沢庵が大好きだった。沢庵を口に入れて噛み、水を口に含んで沢庵と混ざった時の味がお気に入りだった。何故世の中に沢庵ジュースが売られていないのか不思議に思ったものだ。
 子どもの食べ物に対する執着はもの凄い。大人になった今になってそんな子どもの様子を見ると恥ずかしいと思うかもしれないが、生物である人間の本来あるべき姿ではないかと思ってしまう。
 サーチュイン遺伝子の話をテレビで観た時に驚いた。食べ物が少なくて飢餓状態が続くと、サーチュイン遺伝子が活性化して、長生き出来るという話だった。もしかしたら自分もサーチュイン遺伝子を蘇らせた時期があったような気がする。高校時代、麻雀がそれこそ三度の飯より好きで、雀荘に小遣いを注ぎこんでいた。山岳部に所属していてトレーニングがあるので、高校2年の時は食パンを買ってロッカーに仕舞い、1日2枚食べていた。3年生になったらクラブを引退したので昼食は抜きにして雀荘代に充てた。このときにサーチュイン遺伝子が発動して、長生きが約束されたのではないかと内心ほくそ笑んでいるのだが、その後の乱れた食生活で何処かへ消え去ってしまったかもしれない。
 近頃になって食べ物に対する執着が少なくなったのは、人生もそろそろ終わりに近づいた証拠かもしれない。 

東京
 坂の無い平らな道を歩くのがそんなに嬉しいのか、人は山を捨てて町に向かう。バラの花やカーネーションを部屋に飾っても、野に咲く花には及ばないのに。
 満月の夜に、灯りが無くても道を歩けるという事を人は忘れている。街灯に照らされた街には星の光も届かない。
 いつも時間に追われ、息も出来ない程のぎゅうぎゅう詰め電車に体を預け、アスファルトの照り返しとクーラーの温度差に厚着をし、排煙と排ガスに曇った中を人は今日も行く。東京には本当の空が無い、と誰かが言った。 
そんな街を離れられないのは何故だろう。快適な暮らしは何処にあるのだろう。快適なんて人にとって良い事なのだろうか。
大昔の人と今の自分はどっちが幸せか。答えられる人はいるのだろうか。長生き出来る。美味しい物が食べられる。そんな事が幸せなのだろうか。一瞬一瞬を真剣に生きた短い人生の方が遙かに充実していたかもしれない。暮らしが豊かになるとは、楽が出来る事なのだろうか。
 檜原は東京都だけど、広い村の中に小学校は一つだけ。奥多摩はもっと広いが小学校は二つ、中学校は近頃合併して一つになった。子どもが少なくなるというのは怖いことだ。
 中学生の時に大島にキャンプに行って海で遊んでいたら、地元の子どもに「どこから来た」と聞かれた。「東京」と答えると、「東京の何処」と聞く。「東大和市」と答えると、「何だ東京じゃないじゃないか」と言われた。大島だって東京都だろうが。
 東京は日本の首都で人口は日本の10分の1位だと習った。それは23区の話か?小平、東大和、武蔵村山で育った自分は、都民の日は学校が休みだった。でも、東京には住んでいなかったのかもしれない。
 今年の冬にバイトで二子玉川に行った。23区にはめったに行かないので、電車の乗り換え等を確かめながらバイトが始まる前に下見に行った。職長さんに挨拶をした後、中野に知り合いの店があるので歩いて行ってみた。地図で位置を確かめ、北東に向かって歩けば着くと分かった。住宅のベランダは大概南向きだから、反対側の斜め右を目指して歩いた。途中で面白そうな所があれば寄り道したが、殆どは住宅とビルばかりの町を歩いた。山登りでは結構長時間歩くが、アスファルトの道は疲れる。結局3時間半位掛かって着いた。中央線にぶつかったらサンプラザのビルが左に見えたので、ちょっと行き過ぎていた。目当ての店に行くとまだ時間が早くて閉まっていたので、中野駅の近くの碁会所で暫く対戦してからまた行った。碁会所で対戦した人との会話は楽しかった。飲み屋のお客さんやお店のママさんとも話をし、楽しい一時を過ごして帰って来た。別に都会の人間が自分と何処か違う訳じゃないようだ。 
 でも、自分は都会には住めない。人で一杯の富士山には2度と登りたくないのと一緒だ。川岸に沢山人が並んで釣っている鮎釣りが好きになれないのと一緒だ。人が嫌いな訳じゃないが、そんなに多くの人間が集まらなくても良いと思ってしまう。
 あきる野の深沢は、東京じゃなくて良かった。 


ライブ
日にちは未だ決まっていませんが、10月に秋山登志夫さんのライブを行う予定です。秋山さんは武蔵五日市駅から深沢へ向かう途中に住んでいて、福生や羽村、秋川等あちこちでライブをしているミュージシャンです。詳しくはホームページ等でお知らせしますので、ご覧下さい。
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深沢小屋クラブ会報 2016年7・8月号



 深沢小屋を手作りでコツコツと建てた小林さんが、5月に亡くなりました。5月の末には、所属していた大学のワンダーホーゲル部の方々が集まり、偲ぶ会を小屋で行いました。部員ではないものの、一緒に山に登った方や小屋を建てる際に一緒に活動した方も集まって頂き、50人以上の方が出席して行われました。6月には中学の同級生の方々も集まって、小林さんの冥福をお祈りしました。今後も、創設者の小林さんへの感謝の気持ちを忘れず、深沢小屋を大事に運営していきたいと思います。

 5月26日に予定していた三頭山登山の行事には申し込みが無く、残念ながら中止となりました。新しい会員の方を2名迎え、現在会員数は156名です。

 

5・6月の活動報告

テニス大会

 5月12日のテニス大会には、会員の方2名が参加して頂きました。小屋番の2名を合わせて、4名でダブルスの試合を楽しみました。2時間の予定が今年も1時間延長して3時間行いました。テニスの経験のある方がいらっしゃいましたら、是非来年はご参加下さい。



渓流釣り体験(入門編)

 6月2日の渓流釣り体験には、1名の方が参加して頂きました。始めに、秋川本流で渓流釣りの基本となる脈釣りの練習をしました。川虫を採って竿の操作から練習しましたが、ハヤ(ウグイ)の他に鮎や山女も釣れました。

 払沢の滝近くの北秋川に移動して、更に山女を数匹釣る事が出来ました。新しく会員にもなって頂きましたが、秋のキノコ採り体験にも参加

の予約をして頂き、今後も色々な行事に参加して頂けそうで嬉しい限りです。



7・8・9月の行事予定

百名山登山(両神山)

7月21日(木)7時武蔵五日市駅集合 昼食持参 19時解散予定

 8名まで参加費500円

 両神山は、標高はそれ程高くありませんが、鎖場等もあって結構厳しい山です。最短コースの白井差新道は廃道となったようです。先日下見の為に登ってきましたが、日向大谷口から登って、山頂まで4時間近く掛かりました。体力的に厳しい方は秋のオータムハイキングにご参加下さい。



二百名山登山(武甲山)

8月25日(木)7時武蔵五日市駅集合 17時解散予定 昼食持参 

8名まで 参加費500円

 秩父側から見ると、山肌が削られて痛々しい山ですが、昔ながらの登山道は自然豊かな山歩きが楽しめます。五日市駅から横瀬へ車で移動して登ります。表参道を歩いて3時間弱の登り道になります。 



キノコ採り体験

9月15日(木)7時武蔵五日市駅集合 17時解散予定 昼食持参 

8名まで 参加費1000円 

昨年はカラマツ林に出るハナイグチが不作で、あまり採れませんでした。今年は多く発生するのではないかと期待しています。他にもヌメリスギタケモドキ等数種類のキノコが採れればと思います。



ナイトハイク

 この他、満月の夜にナイトハイクを計画しています。月明かりの道を歩いたり、五日市や東京の景色を望めるビュースポットで、満月を正面に夜景を楽しみたいと思います。7月20日、8月18日、9月17日を予定しています。

18:00武蔵五日市駅集合 21:00解散予定 夕食付き1500円



10月以降の行事

 10月以降も様々な行事を計画しています。参加のご希望がありましたらご連絡下さい。090-5192-0779(長山携帯)又はkeiryuheiko@softbank.ne.jp(長山メール)まで



10月27日(木)ゴルフ大会 9時集合 昼食別 1人3000円

 青梅グリーンヒルのショートコースで技を競いたいと思います。

11月17日(木)金比羅山・巨木廻り 13時集合16時解散1人500円

 景色の良い金比羅山に登り、大樫、大杉の巨木を廻ります。

11月24日(木)今熊山と滝 13時集合16時解散 1人500円

 山頂の景色の良い今熊山に登り、金剛の滝を巡ります。

12月8日(木)リース作り 13時集合16時解散 1人500円

自然の素材(蔓や木の実)を使ってナチュラルリースを作ります。

12月15日(木)忘年会 12時~15時 1人3000円(飲み放題付き)

 今年1年を振り返り、会員の方々との交流を楽しみたいと思います。



バーベキュー、ピザ体験、燻製体験

 暑さの厳しい季節になりましたが、深沢小屋でのバーベキューはいかがでしょうか。屋根付きのテラスで2名からバーベキューが楽しめます。

・手ぶらバーベキュー1人2000円(牛肉、豚肉、ソーセージ、野菜、タレ)・食材持ち込みバーベキュー1人600円、炭代500円(食器持参)

・飲み物、食材持ち込みバーベキュー1人1200円、炭代500円

 ※プランに合わせてご利用頂けます。



 その他、ピザ焼き体験も好評です。生地を伸ばして具材をトッピングして釜で焼きます。1人2枚焼いて、サラダとソフトドリンクが付いて2000円です。具材の追加持ち込みも自由に出来ます。



 燻製体験では、干物、チーズ、ちくわ、ゆで卵、ナッツの5種類の食材に1時間程煙を掛けて燻製を作ります。作っている間にうどんかお蕎麦を食べて頂き、ソフトドリンクも付きます。1人1700円で体験が出来ます。



ホタル

 深沢を流れる三内川では、6月からホタルが飛び始め、住民や観光で訪れた人の目を楽しませています。7月の上旬頃が一番多く見られる時期ですので、是非この機会にご鑑賞下さい。



ヨルイチ

 今年も8月末に五日市のヨルイチが開催されます。今年は8月27日(土)の16時から22時まで行われます。五日市駅前から檜原街道沿いに多くの出店が出たり、地元のお店が様々なイベントを行って賑わいます。是非一度

足を運んでみて下さい。



僕のハンセイⅢ

 50才を前に25年間続けた仕事を退職し、これまでの人生をふり返って、自伝を書いてみようと思った。タイトルを考えてみたが、なかなか決まらない。

日本は世界一の長寿国だ。もしかするとさらに医学も発達して、100才位まで生きられるかもしれない。だとしたら、あと3ヶ月で50才になるが、そろそろ人生の半分、半生と言えるかもしれない。さらに、今までの生き方をふり返ると人に迷惑を掛けたり、法に触れる行いも1つや2つではない。だとしたら、ここで大いに反省して懺悔の言葉を並べるのもいいだろう。

 ということで、半生と反省をまとめる意味で「僕のハンセイ」と題した。



 その中から、大学時代に行ったバイクでの旅行の文を紹介したいと思います。



〈バイク旅行〉

 大学生になって車の免許を取ることになったが、新聞で請負免許の広告を見て、こっちの方が教習所に行くより安く早く免許が取れると考えた。請負とは、練習コースでうまく運転ができるまで練習して、試験場で試験に受かるまで教えてくれるというシステムだ。こっちも早く免許が欲しいし、相手も早く合格させれば得なので、しっかり教えてくれる。しかも、時間があれば1日に何時間でも乗れるのだ。時間だけはいくらでもある大学生だから、1日に3時間位練習した。すると3日目に、上手になったから試験を受けて来いと言われた。3日で受けられるはずはないが、1週間以上練習したという証明書を書いてくれて、それを持って試験場に行った。結局1回では合格せず、また1日練習しては試験、1日練習しては試験と繰り返し、5回目で仮免許に合格した。一緒に練習していた女性は10回受けても受からないと言っていたので、5回なら上出来だったのかもしれない。本免は一発で受かって免許が取れた。

しかし、車を買う金が無かったので、しばらくして中古の原付バイクを買った。買って3日目に道路脇の砂利の上でブレーキを掛けて転び、左手を5針縫った。半年後、雨の夜に右折してきた車と正面衝突して、右足を骨折した。

退院してから、原付のバイクは危ないと思い、中型の免許を今度は教習所に通って取った。足には手術で骨に取り付けた金属のプレートが入っていたが、歩くのには支障がなかった。中型の免許は取ったものの、まだバイクは持っていなかった。中型のバイクに乗っている友達が冬休みに神戸の実家に帰ると言うので、バイクで帰るのかと聞くと、「こんな寒くて遠いのにバイクなんかで帰るか。」と笑われた。そこで、「じゃあ、俺がバイクで遊びに行くから待ってろ。」と言ってしまった。

1月2日の午後に出発して神戸に向かった。始めは、中学校の同級生に借りたタクトというスクーターで出発した。しかし、ギアも付いていないし、神戸までエンジンが持つか心配だった。そこで、八王子に住む高校時代の友人に電話して、原付だがギアチェンジのできるミニトレイルというバイクを借りて乗り換えた。当時は正月に営業する店はほとんど無く、ガソリンスタンドもめったに開いていなかった。ガス欠にならないように、開いている数少ないスタンドで早目に給油しながらひたすら走った。スキーウェアを着てマフラーを顔まで巻き、空気抵抗を減らす為に前傾姿勢でフルスロットル。時間が経つにつれて、首の後ろがヘルメットの重さで痛くなってきた。

静岡を過ぎた頃、エンジンが不調になった。全開で走り続けた為に、エンジンが熱くなりすぎてプラグの先が溶けてきたのだった。エンジンから煙が出て動かなくなった。積んであった工具の中に、プラグレンチがあったので、プラグを回して外してみると、スパークすべき所が溶けてくっついていた。周りを見回すとジュース缶のプルトップが落ちていたので、それでごしごしこすって溶けて癒着した部分を切り離した。そしてプラグを元に戻すと見事にエンジンが掛かった。しかし、しばらく行くとまたエンジンが止まった。またプラグを外して見てみると、今度はプラグの先がすっかり溶けて、点火することができなくなっていた。もう自分では直せない。仕方がないのでバイクを押して歩き、プラグを交換してくれそうなスタンドを探した。やっと見つけたスタンドは休みだった。次のスタンドも休み。三つ目のスタンドも休みで、疲れ切って座り込んだ。

絶体絶命かと思った時、ふと近くに置いてあったオイル缶を覗くと、ゴミに混じってプラグがいくつか捨ててあるのが目に入った。その中から同じサイズのプラグを見つけ、付け替えてみるとエンジンが復活した。それからは快調に走り続け、夜中の12時まで走って名古屋に着いた。

首は痛いし疲れ切っていたので、名古屋で泊まることにした。しかし、貧乏学生だし行き当たりばったりの旅なので、宿の予約などしているはずも無い。名古屋駅前で周辺を見回すと、オールナイトの映画館とサウナがあり、どちらも朝まで居られることが分かった。映画館の方が僅かに安かったので、映画のチケットを買って入り、シートに座って寝ようとしたが眠れなかった。映画がポルノ映画だったので、朝まで寝ずに見てしまったのだった。

朝早く名古屋を出発し、兄が住む大阪に三日の昼頃着いた。折角だからと通天閣とその街の周辺を散策した。通天閣の周りは人が多く活気があった。阪田三吉の出身地だけあって、将棋の会所も多かった。銭湯に入って兄のアパートに戻り、一晩泊めてもらった。

翌日の朝に神戸に向けて出発し、大学の友人の実家を訪ねた。原付で来たことに驚いていたが歓迎してくれて、六甲山のドライブに連れていってくれた。友達と別れて帰る時、神戸の町中でスピード違反でパトカーに捕まった。でも、東京から原付のバイクで来た大学生だと知ると、寛大な処置で許してくれた。

さらに大阪に一泊して帰途に付いた。観光をしながら帰る途中、静岡の田舎町で夜になり、駅の待合室で寝ていたら警察官が来て職務質問をされた。家出と間違えられたのか、色々質問されて荷物まで調べられた。待合室の座布団を全部集めて布団替わりにしていたのもまずかったのかもしれない。結局許されたが、朝まで寒さに堪えて座布団にくるまって過ごした。

翌日は東京まで快適に走ったが、富士山の近くで信号無視で捕まり、今度は切符を切られてしまった。これが免許を取って初めての違反だった。まあ、その後車やバイクで違反を重ね、免停も二回くらっている。今はゴールド免許というのが信じられないくらいだ。

無事に帰還してバイクを友達に返したが、どうもその後エンジンの調子が悪かったと聞いている。酷使し過ぎたのだろう。本当に申し訳ない。