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深沢小屋クラブ会報 2016年9・10月号
 夏の間、涼しい深沢にバーベキューやピザ体験等で多くの方が訪れました。これから益々涼しくなり過ごしやすい季節になりますので、小屋にも足を伸ばして下さい。
 8月の二百名山登山(武甲山)は、参加希望が無く、残念ながら中止となりました。
 7月、8月の入会は無く、会員数は現在156名です。

7・8月の活動報告
百名山登山(両神山)
 7月21日(木)に行った百名山登山には、2名の方が参加して頂きました。日の出町と青梅市で2人と合流し、秩父を越えて両神山の登山口に着きましたが、曇りという天気予報に反して雨が降っていました。天気の回復を願いながらカッパを着て登山を開始しました。2時間程歩いて清滝小屋に到着し、ゆっくりと昼食を摂りました。7月末とはいえ、雨に濡れた体は冷えて、寒い位でした。その後も雨が上がる気配は無く、残念ながら登頂を断念して下山しました。
  
9月、10月。11月の行事予定
キノコ採り体験
9月15日(木)7時武蔵五日市駅集合 17時解散予定 昼食持参 
8名まで 参加費1000円     ※現在申し込み3名
 いよいよキノコ採りの季節がやってきました。待ちきれずに丹波山村の山や瑞垣山に下見に行きましたが、今年はマツタケやマイタケが沢山採れればと期待していますが、暑さが続いてキノコの発生は遅れているようです。
 昨年のキノコ採り体験では、カラマツ林に出るハナイグチが不作で、あまり採れませんでした。その分、今年は多く発生するのではないかと期待しています。他にもヌメリスギタケモドキ等数種類のキノコが採れればと思います。

ゴルフ大会 
10月27日(木)9時 青梅グリーンヒル(ショートコース)集合 
 8名まで参加費3000円(プレー費含む) 
 ショートコースで午前中18ホール、午後に18ホール回って腕を競います。
昼食はクラブハウスでも食べられますし、持ち込みも可能です。アップダウンの有る難しいコースですが、楽しくラウンドしたいと思いますので奮ってご参加下さい。

オータムハイキング(金比羅山)
11月17日(木)13時武蔵五日市駅集合 16時解散予定 
8名まで 参加費500円
 金比羅山は、ナイトハイクでも登っている山で、小屋から一番近い山です。山頂の先のビューポイントから五日市、多摩、天気が良ければ都心の景色が望め、木々の紅葉も楽しめます。金比羅山に登った後、「山抱きの大樫」と「千年の契り」という2つの巨木を巡るツアーです。どれも短いコースですので、お気軽にご参加下さい。

オータムハイキング(今熊山)
11月24日(木)13時武蔵五日市駅集合 16時解散予定 
8名まで 参加費500円
 ミツバツツジで有名な今熊山ですが、山頂からの眺めも良い山です。麓の小峰公園に車を停めて出発し、登頂後には金剛の滝も巡ろうと思います。山頂までは、ゆっくり歩いても1時間程ですので、どなたでも気軽にご参加下さい。秋の紅葉とハイキングを楽しみましょう。

ナイトハイク
 この他、満月の夜にナイトハイクを計画しています。月明かりの道を歩いたり、五日市や東京の景色を望めるビュースポットで、満月を正面に見ながら夜景を楽しみたいと思います。
 9月17日、10月16日、11月14日を予定しています。
18:00武蔵五日市駅集合 21:00解散予定 夕食付き1500円

 
 12月以降も様々な行事を計画しています。参加のご希望がありましたらご連絡下さい。090-5192-0779(長山携帯)又はkeiryuheiko@softbank.ne.jp(長山メール)まで

バーベキュー、ピザ体験、燻製体験
12月8日(木)リース作り 13時集合16時解散 1人500円
自然の素材(蔓や木の実)を使ってナチュラルリースを作ります。クリスマスの飾りにいかがでしょうか。

12月15日(木)忘年会 12時~15時 1人3000円(飲み放題付き)
 今年1年を振り返り、会員の方々との交流を楽しみたいと思います。

  残暑もそろそろ終わり、涼しい季節になりますが、自然に囲まれた深沢小屋でのバーベキューはいかがでしょうか。屋根付きのテラスで2名からバーベキューが楽しめます。
・手ぶらバーベキュー1人2000円(牛肉、豚肉、ソーセージ、野菜、タレ)・食材持ち込みバーベキュー1人600円、炭代500円(食器持参)
・飲み物、食材持ち込みバーベキュー1人1200円、炭代500円
 ※プランに合わせてご利用頂けます。

 その他、ピザ焼き体験も好評です。生地を伸ばして具材をトッピングして釜で焼きます。1人2枚焼いて、サラダ等の副菜とソフトドリンクが付いて1人2000円です。具材の追加持ち込みも自由に出来ます。

 燻製体験では、干物、チーズ、ちくわ、ゆで卵、ナッツの5種類の食材に1時間程煙を掛けて燻製を作ります。作っている間にうどんかお蕎麦を食べて頂き、ソフトドリンクも付きます。1人1700円で体験が出来ます。ピザ体験やバーベキューとの組み合わせも可能です。組み合わせる場合は燻製のみ追加で1人1000円です。また、燻製用の食材を全て持ち込む場合は1人600円で体験出来ます。

喰い意地
 子どもの頃、我が家では餅を焼いたらまず醤油を付けて、砂糖ときな粉を混ぜたものを付けて食べた。それが美味しくて堪らなくて、餅がなくなっても皿に残った砂糖ときな粉をぺろぺろ舐めていた。親には「行儀が悪い。」とか「意地汚い」と言われたが、頭の中は美味しいきな粉と砂糖で一杯だった。それは、悪い事だったのだろうか。
 お客さんが家に来ると、たまに寿司を出前で頼む事があった。その当時の寿司は高価で、めったに口にすることは出来なかった。勿論、私達兄弟2人の分も母親の分も無く、お客さんと父親の分しか頼まない。お客さんが少しでも残して帰れば子どもにも分け前が回ってくる。だから、ふすまの隙間からお客さんの様子を覗き見て、残せ残せと祈っていた。たまにカッパ巻きあたりが残ると、兄弟2人で分けて有り難く頂戴したものだ。それは、本当に意地汚い行為だったのだろうか。
 同じく、父親とお客さんが食べた後の枝豆の器を探って、さやに残った豆を探した記憶もある。食べ物を求める本能は生きる為の力ではないだろうか。
 子どもの頃は、家で出される料理にあまり期待は持っていなかった。焼き魚や煮物等、大人向けの料理ばかりで、子どもが望む献立ではなかったからだ。給食の方が遙かにご馳走で、いつも残さず全部食べた。給食にたまに出る葡萄パンが美味しくて美味しくて、干し葡萄を一つずつパンから取り外して食器に乗せ、先ずは微かに葡萄の香りが残るパンを食べた。片付ける時間になると、残しておいた干し葡萄を丸めて口に入れ、ほっぺたに溜めて昼休みに外で遊んだ。少しずつ少しずつ干しぶどうをほっぺたから喉に移して味わい、いつまでも続いて欲しい幸せを噛み締めていたのは自分だけだろうか。
 子どもの頃は漬け物などそれ程好きではなかったのに、何故か沢庵が大好きだった。沢庵を口に入れて噛み、水を口に含んで沢庵と混ざった時の味がお気に入りだった。何故世の中に沢庵ジュースが売られていないのか不思議に思ったものだ。
 子どもの食べ物に対する執着はもの凄い。大人になった今になってそんな子どもの様子を見ると恥ずかしいと思うかもしれないが、生物である人間の本来あるべき姿ではないかと思ってしまう。
 サーチュイン遺伝子の話をテレビで観た時に驚いた。食べ物が少なくて飢餓状態が続くと、サーチュイン遺伝子が活性化して、長生き出来るという話だった。もしかしたら自分もサーチュイン遺伝子を蘇らせた時期があったような気がする。高校時代、麻雀がそれこそ三度の飯より好きで、雀荘に小遣いを注ぎこんでいた。山岳部に所属していてトレーニングがあるので、高校2年の時は食パンを買ってロッカーに仕舞い、1日2枚食べていた。3年生になったらクラブを引退したので昼食は抜きにして雀荘代に充てた。このときにサーチュイン遺伝子が発動して、長生きが約束されたのではないかと内心ほくそ笑んでいるのだが、その後の乱れた食生活で何処かへ消え去ってしまったかもしれない。
 近頃になって食べ物に対する執着が少なくなったのは、人生もそろそろ終わりに近づいた証拠かもしれない。 

東京
 坂の無い平らな道を歩くのがそんなに嬉しいのか、人は山を捨てて町に向かう。バラの花やカーネーションを部屋に飾っても、野に咲く花には及ばないのに。
 満月の夜に、灯りが無くても道を歩けるという事を人は忘れている。街灯に照らされた街には星の光も届かない。
 いつも時間に追われ、息も出来ない程のぎゅうぎゅう詰め電車に体を預け、アスファルトの照り返しとクーラーの温度差に厚着をし、排煙と排ガスに曇った中を人は今日も行く。東京には本当の空が無い、と誰かが言った。 
そんな街を離れられないのは何故だろう。快適な暮らしは何処にあるのだろう。快適なんて人にとって良い事なのだろうか。
大昔の人と今の自分はどっちが幸せか。答えられる人はいるのだろうか。長生き出来る。美味しい物が食べられる。そんな事が幸せなのだろうか。一瞬一瞬を真剣に生きた短い人生の方が遙かに充実していたかもしれない。暮らしが豊かになるとは、楽が出来る事なのだろうか。
 檜原は東京都だけど、広い村の中に小学校は一つだけ。奥多摩はもっと広いが小学校は二つ、中学校は近頃合併して一つになった。子どもが少なくなるというのは怖いことだ。
 中学生の時に大島にキャンプに行って海で遊んでいたら、地元の子どもに「どこから来た」と聞かれた。「東京」と答えると、「東京の何処」と聞く。「東大和市」と答えると、「何だ東京じゃないじゃないか」と言われた。大島だって東京都だろうが。
 東京は日本の首都で人口は日本の10分の1位だと習った。それは23区の話か?小平、東大和、武蔵村山で育った自分は、都民の日は学校が休みだった。でも、東京には住んでいなかったのかもしれない。
 今年の冬にバイトで二子玉川に行った。23区にはめったに行かないので、電車の乗り換え等を確かめながらバイトが始まる前に下見に行った。職長さんに挨拶をした後、中野に知り合いの店があるので歩いて行ってみた。地図で位置を確かめ、北東に向かって歩けば着くと分かった。住宅のベランダは大概南向きだから、反対側の斜め右を目指して歩いた。途中で面白そうな所があれば寄り道したが、殆どは住宅とビルばかりの町を歩いた。山登りでは結構長時間歩くが、アスファルトの道は疲れる。結局3時間半位掛かって着いた。中央線にぶつかったらサンプラザのビルが左に見えたので、ちょっと行き過ぎていた。目当ての店に行くとまだ時間が早くて閉まっていたので、中野駅の近くの碁会所で暫く対戦してからまた行った。碁会所で対戦した人との会話は楽しかった。飲み屋のお客さんやお店のママさんとも話をし、楽しい一時を過ごして帰って来た。別に都会の人間が自分と何処か違う訳じゃないようだ。 
 でも、自分は都会には住めない。人で一杯の富士山には2度と登りたくないのと一緒だ。川岸に沢山人が並んで釣っている鮎釣りが好きになれないのと一緒だ。人が嫌いな訳じゃないが、そんなに多くの人間が集まらなくても良いと思ってしまう。
 あきる野の深沢は、東京じゃなくて良かった。 


ライブ
日にちは未だ決まっていませんが、10月に秋山登志夫さんのライブを行う予定です。秋山さんは武蔵五日市駅から深沢へ向かう途中に住んでいて、福生や羽村、秋川等あちこちでライブをしているミュージシャンです。詳しくはホームページ等でお知らせしますので、ご覧下さい。